読書な日々

読書をはじめとする日々の雑感

吉野のはずが、下市口

2009年11月20日 | 自転車
吉野のはずが、下市口

自分の身体の調子をたずねながらの自転車乗りなので、なかなか思うに任せない。今日は天気がいいので、以前断念した吉野行きを決行することに。とにかく帰りは輪行なので、気楽のはずが。

まず体力に自信がもてていれば、金剛トンネル→五條経由で下市から吉野というコースになるはずだが、どうも金剛トンネルまで上った時点で息も上っているような不安があり、無難なコースとして紀見峠経由にする。五條までかなり遠回りになるのだが、まぁ紀ノ川沿いのあまり車の来ない道を行くので、まぁ仕方がないだろう。

紀見峠ですでに1時間20分くらい経過。峠を下りたところにあるローソンでおにぎりとスナックバーを買って食べる。1時間36分くらい経過。橋本まで下りきって、橋を渡り、紀ノ川沿いを行く。ここは広々としていて気持ちがいい。途中にグランド脇にはトイレもあるので、トイレ休憩もしていく。なんかアウターだと重いけど、まぁ気にしないでいこう。

168号線まで着いて、左折して五條の町なかに進む。24号線との合流地点まで行かないで、右折して下市に向かう。自分としては近道をしたつもりなのだが、どうなのだろうか。田舎の道をのんびりと行っているつもりなのだが、24号線から来た道と合流して、モンベルのお店があるあたりから、まだ下市まで10kmとある。ええ?まだそんなにあるの?もう11時半だぜ。とても昼には吉野につけない。とだんだんと気持ちが萎えてくる。

橋を渡れば下市口駅、そのまままっすぐ行けば吉野という分岐まできて、すでに12時を過ぎている。そろそろ昼ごはんを食べないと身体がもたないと思い、とりあえず下市口駅のほうへ向かう。ところがその商店街はシャッター街というやつ。食事をするようなところなどない。駅前に行ってみても、なにもなし。ずっと昔、大峰山とか洞川に一泊して稲村ヶ岳にあがったとき、ここまで近鉄で来てバスに乗った記憶があるのだが、こんな寂れた町だったっけ?

もう完全に吉野に行く気持ちは萎えてしまい、駅前のなんでもやでパンを買って食す。あと6分で阿部野橋行き急行が来るということが分かって、急いでバイクを輪行袋に入れる作業をするのだが、だいたい予行練習でも10分はかかっていたのに、無理。急行は出てしまい、つぎは30分後。仕方がない。のんびり待つ。1時56分発の急行に乗る。古市に着いたのはなんと1時間後の2時前。一時間もかかるんだ。急行って言っても、ほとんど各駅に近い。古市からはノンストップで阿部野橋に行くから急行だろうけど。

古市で河内長野行きに乗り換えて一つ目の喜志で下りた。いつものコースを通って無事帰宅した。2時40分だった。やれやれ。

でも、帰りの電車の中で寝れたので、喜志からの帰りは元気一杯。リュックはもたいないで、自転車のボトルケースに輪行袋をくくりつけて行ったのは、その気になったらいつでも輪行できるようにという練習なのだ。その意味では吉野までいけなかったのは残念だが、まぁ当初の目的は達したことだし、こういう輪行だとあまり身体に負担をかけることもないということが分かったので、いいとしよう。

走行時間3時間2分、走行距離64Km。
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