宗教業界新聞『中外日報』(2020.4.15日号)に“『大法輪』が休刊”という記事が出ていました。以下転載です。
老舗の仏教書専門出版社・大法愉閣(東京都渋谷区)はこのほど、発行する月刊『大法輪』を7月号(6月8日発売)で休刊すると発表した。 同誌は1934年9月、曹洞宗僧侶で実業家の石原俊朗氏が創刊。仏教の大衆化を目指し、宗派の垣根を越えて、信仰の対象としての仏教を広めることを目的とした。
澤木興道、山本玄峰らの傑僧、名僧を広く紹介し、毎号、幅広い執筆者の協力を得て、様々な切り口で特集連載などを企画してきた。
しかし、長引く経済不況の中、活字離れやインターネットの普及などに加え、読者のニーズの変化により部数が減少。創刊87年目で休刊のやむなきに至ったという。
石原大道社長は「仏教専門の編集者の人手不足もあり、月刊誌をいったん休刊し将来、季刊誌での復刊を検討している。当面は単行本の発行や既刊本のデジタル化に取り組んでいく」と話している。(以上)
40年ほど前は、普通の書店に普通においてあり、何度も購入しました。築地本願寺を退職してからは、3.4回、執筆の依頼も受けました。上記の記事に「読者のニーズの変化」とありますが、広く大衆に向けてといった曖昧さが時代にそぐわなくなったのかも知れません。コンビン雑誌コーナに、初心者向けの写真を多様した仏教や寺院案内の雑誌が置いてあることから、活字ばっかりの本は敬遠される傾向にあったのかも知れません。最終号は購入してみます。
老舗の仏教書専門出版社・大法愉閣(東京都渋谷区)はこのほど、発行する月刊『大法輪』を7月号(6月8日発売)で休刊すると発表した。 同誌は1934年9月、曹洞宗僧侶で実業家の石原俊朗氏が創刊。仏教の大衆化を目指し、宗派の垣根を越えて、信仰の対象としての仏教を広めることを目的とした。
澤木興道、山本玄峰らの傑僧、名僧を広く紹介し、毎号、幅広い執筆者の協力を得て、様々な切り口で特集連載などを企画してきた。
しかし、長引く経済不況の中、活字離れやインターネットの普及などに加え、読者のニーズの変化により部数が減少。創刊87年目で休刊のやむなきに至ったという。
石原大道社長は「仏教専門の編集者の人手不足もあり、月刊誌をいったん休刊し将来、季刊誌での復刊を検討している。当面は単行本の発行や既刊本のデジタル化に取り組んでいく」と話している。(以上)
40年ほど前は、普通の書店に普通においてあり、何度も購入しました。築地本願寺を退職してからは、3.4回、執筆の依頼も受けました。上記の記事に「読者のニーズの変化」とありますが、広く大衆に向けてといった曖昧さが時代にそぐわなくなったのかも知れません。コンビン雑誌コーナに、初心者向けの写真を多様した仏教や寺院案内の雑誌が置いてあることから、活字ばっかりの本は敬遠される傾向にあったのかも知れません。最終号は購入してみます。
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