仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

駅弁のカロリー表示

2012年10月20日 | 日記
9月後半から毎週、大学での講義のために日帰りで京都へ行っています。朝とお昼を新幹線の中での駅弁ですますことが多くあります。

今週の水曜日も、朝昼共に駅弁でした。東京への帰り、京都駅構内で、駅弁を買おうとすると、弁当が20種類ほどあり、そのすべてにカロリー表示がありました。フアミリーレストランのメニューには、カロリー表示があり当たり前と思っていましたが、駅弁でのカロリー表示に接するのは初めてでした。でも何も考えずに、低カロリーでおいしそうな弁当を求めました。新幹線の中で駅弁を食べながらふと、数字に支配され、そのことを意識すらしない自分を思いました。

健康に気遣う購買者の利便性に沿ったカロリー表示なのでしょう。私は毎週のことなので、駅弁が日常的になっていますが、これが温泉旅行に行くなかでの駅弁だったら、私はカロリー表示のない駅弁を選ぶでしょう。温泉旅行は、時間という数字に支配される日常から開放されることでもあります。その日常から開放される状況下では、できるだけ数字に支配されたくないからです。

でも現代の若い人は、数字がなければダメという感受性なのかもしれません。私のような考え方をアナログというのでしょうか。
コメント
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