ここひと月くらいの間に読んだ本だと思いますが、いずれかの本に次のような描写がありました。子どもに「はい、いまから君は、石になります」というと、子どもはジッと動かずに、石に成りきっていた、と言うものです。この描写が、どのくだりに説かれていたかは失念しましたが、昨日から思い出して面白い話だと回想しています。
子どもに、“動かないで”というよりも、“今から君は石です”とイメージを与えた方が、子どもばかりではなく大人でも効果的です。役者も、その役を演じるには、イメージを作って、その役に成りきっているのでしょう。
スポーツでも、自分が実際に行っている場面をイメージする、イメージ活用法はすでに一般的です。ヨガでもイメージ通りに、身体を動かしていくと言うものでしょう。
浄土真宗以前の浄土教は、このイメージを活用した観法でしたが、観法ではなく、このイメージを利用した、新しい伝道方が、漠然とですが、あるような気がします。こうして問題意識をインプットしておけば、いつか“ふっと”思い当たることがあるかも知れません。
子どもに、“動かないで”というよりも、“今から君は石です”とイメージを与えた方が、子どもばかりではなく大人でも効果的です。役者も、その役を演じるには、イメージを作って、その役に成りきっているのでしょう。
スポーツでも、自分が実際に行っている場面をイメージする、イメージ活用法はすでに一般的です。ヨガでもイメージ通りに、身体を動かしていくと言うものでしょう。
浄土真宗以前の浄土教は、このイメージを活用した観法でしたが、観法ではなく、このイメージを利用した、新しい伝道方が、漠然とですが、あるような気がします。こうして問題意識をインプットしておけば、いつか“ふっと”思い当たることがあるかも知れません。