安倍吉俊「リューシカ・リューシカ」2巻読了。
ああもう何の心配も要らないなっていうか
これ本当お任せしても大丈夫よね、って巻でした。抜群の安定感。加えて、今回は夏のネタ多目で
これからの季節が楽しみになる巻でもありました。
スイカとか美味そうだなあ。
線香花火も楽しいし、
ベタだけどセミの話だって面白かった。ボンボン坂高校演劇部でもあーいう話ありましたよね。
結構色々な漫画の要素は入ってるんだけど
個人的にはそこ気にする事なく読めるって言うか
つまりは元々の発想が面白い、って思うわけで。それに触れるのが楽しいわけで。
1年ぶりの新刊、たっぷりと楽しませてもらいました。
んで、早くもおかわりが欲しい(笑)。
漫画は紙で読むのが好きなので、また来年まで期待は持ち越しですね。コンスタントに新刊届くのは嬉しいな。
正直、チョコミントに関しては
自分もそう感じたことがあるっていうか、確かに見た目不気味に感じてた時期もありました。
だって青に黒いブツブツですからね。
アマゾンの不思議生物とかって発想も分からなくはない。
とはいえ、そこからの発想の発展がとても面白くて、トイレットペーパーや虫の卵もそうですけど
時折ああいう下らない発想を延々とすることがあって
それを思い出させてくれる
思い出して描ける
そういったこの漫画独自の利点はやっぱり読んでて面白いな、と感じた次第。
キャラもいいし、この作品もまた評価されればいいんですけどね。
意外にしんみりする話もあったりするし。
そして安倍吉俊の表情の描き方はやっぱり魅力的。漫画とリアルの中間を往ってる感じがありますね。
にしても、「かりんとう」は流石に安易だったね(笑)。
いや、そう思うバカな気持ちは分かるし
それを否定するような賢い人間にはなりたくないけど。
その「まんま」っぷりにもまたある意味驚かされましたわ。呆れもありましたが!
ところで安倍吉俊が「俺妹」の桐乃を描いたイラストを見かけたんだけど、正直かなり素敵でした。
また二アとかも観たくなるねえ。