生きていると実感する時・・・それが仕事。
大体の人間が直面する問題として、毎日同じ事の繰り返し、とかやってる意味だとか。
感謝される事もなく、褒められることもなく、
失敗だけが許されない世界。
そんな時に一番支えになるのは、そんな誰かからの賞賛と、後輩からの羨望の目。
誰かに慕われている=それ自体がやる理由になる。
そんな巴さんの仕事意識についてのお話でした。
男を掴まえる、というのはいささか不純な目的ではありますが
それでも彼女は何気に後輩思いのいい先輩であることにも間違いなくて。
それを示す為に迷惑なサバゲーマーを追っ払おうと思ったんだろうけど
裏目裏目に出てしまって、
むしろ逆に感謝されるっていう。
その一連の流れが面白い話ではあったんですが、何気に仕事をやる一つの目的が提示されてるのが良いですね。
自分の後に続く世代の為に、前を歩いてやる。
先を歩いてやる。
その後に、またその世代が跡を残す。その繰り返し。
でもその繰り返しで世の中は成り立っています。
だから巴さんのしてきた事は決して無駄なことじゃない。
一切形が残らないものでもない。
時には今回のように直に感謝されることもあるでしょう。
そんな些細な、でも大切なことが仕事を続ける原動力になったりする。という話ですね。
同時に緒花たちの存在もまた、彼女を変えてる一つの要素で
そういう可愛い、純粋な後輩がいるからこそ
自分も頑張る気になれる、っていう。
お互い与えあってるんだな。
一見単純なギャグ回に見えて、描かれているものは実は深く、現実でも活かせる様な。
そんなありがたいお話でもありましたね。
なんか沁みるわあ。
ちなみに、例のサバゲー部隊の皆さんも、あの流れの通り本当は構って欲しかったんだと思います。
だって、あのままじゃ本当に隔離された世界というか、自分たちの輪の中であって
そこに他人が入り込んでくれたのは嬉しかったんじゃないですかねえ。
実際無反応じゃ張り合いがないもんね(笑)。
来年以降緒花たちが加わってくれたら更に面白い事になりそうだ。緒花ノリ良さそうだし。他2人はアレですが。
次郎丸さんは・・・サービス要因でしたね。
誰に向けてのサービスかは不明ですけど。
先週から感じたことなんですが、仕事に関しての意義とか意味とか・・・
今週は特にそれを感じました。
その上で緒花の存在がきっちり作用していたのも上手いですね。
何気に考えさせられるアニメでもあるな、と。
いやしかし、最後の巴さんの表情は良かったね!今までで一番良い表情だったと思う。