必技!ホビロン返し!!
先週の徹さんとライバル旅館の娘のランデヴーを発見し
それに関して話を広げていく内に
引き抜きじゃないか?という推測が出て、しかもそれがいつしか事実みたいな流れに。
某次郎丸ちゃんの仕業ではありますが
何気に巴さんの早とちりが関与している事も忘れてはならない。
しかも旅館の娘と早速仲良く?みたいな話も。流石官能小説家さんは想像でも手が早いですね(笑)。
普段そういう事ばっかり考えてるんだろうなー。
でもそんな次郎丸ちゃん嫌いじゃないぜ。
それに対して民子は悩む。
彼の事を想えば確かに引き抜きは光栄な事ではある。が、
自分としては恩人でもある徹さんに残ってもらいたい。片想いの相手、ってだけじゃなく自分を育ててくれた
親に反対してまで一方的に旅館に押しかけた自分を働けるように配慮してくれた相手。
何よりまだまだ彼の元で学ぶべきことがいっぱいある。
その為にも・・・
っていう気持ちと気持ちの板挟みに合う民子。緒花の声も届かず彼女は緒花に
「分かってない」、という。
ただ、分かってない、という事はそれだけ純な意見であるということでもある。
本心では絶対に引き止めたい癖に、分かってるが故に手が出せない民子。
そんな彼女では絶対に出来ない行為―に緒花は出た。
分かってるが故に行動できない民子の代わりに
分かってない緒花が彼女が本当にやりたかった事をした。それは彼女の願いを叶える為、力になる為。
あなたが動けないのであれば
私が代わりに言いにいってやる、と。
結局の所、引き抜きでもなくただ単に人手不足で助っ人に行ってただけだった(笑)。
次郎丸に巴の勘違いが加わって引き起こした事件でしたが
あながち悪い出来事でもなかった。
これによって、喜翠荘のみんながどれだけ彼を必要としてるかが分かった。
みんなが彼の引き抜きを心配してくれた。
緒花に至っては直接殴り込みにまで来てくれて。口では生意気言ってたけど、本当は嬉しかったのでは。
でも、蓮さんに引き止めてもらうまではまだまだ、って事で
これで再びやる気も出たみたい。
結果オーライってヤツかな。
そして、この一件で民子ともちょっと仲良くなれたみたい。流石にあそこまで想ってもらっちゃね。
緒花の想いがみんなを変えていきます。ちょっとずつ、ちょっとずつ。
その変化がとても楽しい作品ではありますね。
ちなみに緒花のあだ名は保留らしい。
そうだな、「フーミン」か「げろしゃぶ」のどっちか(略)。←狭いネタ・・・
個人的に次郎丸ちゃんがいいアクセントになってると思う。ライバル旅館と言っても思ったより険悪じゃないみたい。
その辺も含めて何もかもが上手く収まって気持ちの良い話でした。考ちゃんにもようやくメール送れたみたいだし。
やはり脚本のレベル高し!