久々にアマゾンレビュー未掲載になりました。今のところ保留状態なんで
先にこっちに載せておきます。
咲の新刊のレビューですね。
では以下↓
「ワクワク感の宝庫」
この漫画を連載しているのは一応青年誌だが、
気づけば今一番少年漫画してる作品なのでは?と思う時がある。
小林立「咲-Saki-」7巻。
今回も相当の面白さと相当のハッタリ感。
あっという間に読んでしまって、早くも次が待ち遠しい。
私にとってはそういう漫画なのです。
まず、当然結果は伏せますが決着が付きます。
全国への切符を手にするのはどこか?ってのが気になってはいたんですが
それよりも実はそこを「どう描くか?」ってのが更に重要だったと思うんですけど
それを考えるとこれ以上ないくらい充実した決着の描き方です。
どの高校の末路も非常に丁寧に、じっくりとページ数を裂いて描いてくれています。
それ故に大幅に展開が進む事はないんですが、
それでもここまで徹底して皆の想いとか努力の結晶を描いてくれた事が嬉しい。
中でも風越女子のが一番感動しましたかね。
そういえば、巻末の番外編とかでもそうですが、
最近スピード感やハッタリの面白さ以外に感動要素も強めて描いている様な気がする。
で、それによってますます面白くなってるような印象もありつつ。
長かった県予選団体戦シリーズ、十二分に楽しませて頂きました。
さて、それに加えてこの巻ではありとあらゆる複線をバラ撒きます。
それはもう、本当に収集できるのか?ってくらいに。
同時に、そこまでしてガッツリとこの作品を描ききる!って気合も感じるくらい。
もう超人変人のオンパレードで、こうしてつらつら書くよりも見て貰った方が早い。
有り体ですが、これらの強敵・宿敵たちとどう戦うのか?って時点で相当にワクワクします。
また予期せぬキャラの覚醒や、色々な人の優しさが垣間見れる部分もあったりと
既存のキャラの成長もバッチリ。
もしくは更に魅力的に描けているような。
個人的には新キャラたちと同じくらい既存のキャラも活躍や出番をお願いしたいですね。
最初の頃と比べると、魅力的な人物がグッと増えたと思うので。
堂々とした決着であると同時に、今後の展開に向けての壮大な始まりでもあるこの7巻。
やっぱりこの漫画の異常性は読んでて飽きないです。
個人的に62ページの池田の表情がハイライトだったと思います(衣も相当輝いてたけど)。
真っ当に面白い。
解説:
これほど感想が書きやすい漫画もないですね(笑)。
非常にスラスラと順調に書けました。
というか本当に雰囲気がいいんだよっ! 色々と。
もし無事に載った際は是非見てやって下さい。
これとはちょっと違う仕様になっているので。