アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

野生のベリー類

2011-07-01 19:06:54 | アンティマキの場所に生きる動植物
  もと林(現在は雑草と潅木茂みの中に、私が植えた広葉樹の若木がちらほら見える程度の空き地)に行ってみると、赤い実がなっているのに気がつきました。

  クマイチゴみたいです。モミジイチゴと同系の野生のベリー。クワやヌルデの茂みの下で、ひっそり生きていました。

  黄色いモミジイチゴも、数年前この場所で繁殖しているのを知りました。どちらも、ちょっとだけ甘酸っぱくてさわやかな味です。

  モミジイチゴを見つけた年、たまたま「稲武ではもうあまり見かけなくなった」と嘆いていた人に出会ったので、苗をあげたことがありますが、野生種ほど場所を選ぶのか、この場所では困るほど群落を作っているのに、知人宅では枯れてしまったということです。
  
  でも、どちらも、実のなる季節には大切にしようと思うのですが、他の季節だと、棘が邪魔で危ないので、他のいらない雑草や潅木と一緒に、ついばさばさ切ってしまいます。

  もっとも、少しくらい手を掛けたくらいではなかなか実をつけてくれないブルーベリーに比べたら、こちらのベリーは何の手間もいりません。それを邪魔だからという理由で切ってしまってはもったいない。「やっぱり、必要最小限だけ切ることにして、野生のベリーも採れる小さな森にしたいなあ」クマイチゴのかわいらしい実を食べながら、あらためて思い返したことでした。

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