ウォン・カーウァイの1994年の映画。グランドホテル方式で、ふたつの恋する若い男女の話を描いています。香港のある雑居ビルが舞台で、そのビルは日本公開後、日本人観光客でにぎわったというから、日本でも人気を博したらしい。
1話目は、金城武が主人公。警官で恋人に振られたばかり。寂しさ、やるせなさを酒や知人、友人、あるいは見ず知らずの人?!への電話で紛らわせようとして紛らわせられないでいる。
そんな彼が酒場で出会ったのは、サングラスをかけた金髪の女。麻薬のブローカーらしい。彼女はそのとき仲間の裏切りに会い、罠にはめた男を追いかけている最中。淡い恋におわるこの話は、「グランドホテル」のホテルにあたるバーガー屋で、次の話につづきます。
2話目はトニー・レオンが主人公。彼も同じく警官で金城同様、バーガー屋の主人から警官の番号で呼ばれています(なぜか主人は番号を間違えていますが)。スチュワーデスの恋人に振られたばかりの彼に恋したのは、この店の新しい従業員。彼女の奇妙な行動は常軌を逸していて、すごい!
しょっぱなから映像の工夫に舌を巻きます。エキストラを雇うお金がないからなのでしょうが、一般人の顔がわからないようにする工夫がおもしろい。主人公(トニー・レオン)に、ゆっくりゆっくり緩慢な動作~コーヒーを飲む~をさせ、周りは普通の速度で撮る、といった方法もおもしろかった。ナレーションもいい。例によって音楽もよかった。
この映画、オムニバスなら3作はなくては、とおもっていたら、ほんとはもう一作とったけれど、使わなかったのだそうです。その作品を復活させて撮り直したのが「天使の涙」。こちらは見た作品ですが、そうとしると、また見たくなりました。
1話目は、金城武が主人公。警官で恋人に振られたばかり。寂しさ、やるせなさを酒や知人、友人、あるいは見ず知らずの人?!への電話で紛らわせようとして紛らわせられないでいる。
そんな彼が酒場で出会ったのは、サングラスをかけた金髪の女。麻薬のブローカーらしい。彼女はそのとき仲間の裏切りに会い、罠にはめた男を追いかけている最中。淡い恋におわるこの話は、「グランドホテル」のホテルにあたるバーガー屋で、次の話につづきます。
2話目はトニー・レオンが主人公。彼も同じく警官で金城同様、バーガー屋の主人から警官の番号で呼ばれています(なぜか主人は番号を間違えていますが)。スチュワーデスの恋人に振られたばかりの彼に恋したのは、この店の新しい従業員。彼女の奇妙な行動は常軌を逸していて、すごい!
しょっぱなから映像の工夫に舌を巻きます。エキストラを雇うお金がないからなのでしょうが、一般人の顔がわからないようにする工夫がおもしろい。主人公(トニー・レオン)に、ゆっくりゆっくり緩慢な動作~コーヒーを飲む~をさせ、周りは普通の速度で撮る、といった方法もおもしろかった。ナレーションもいい。例によって音楽もよかった。
この映画、オムニバスなら3作はなくては、とおもっていたら、ほんとはもう一作とったけれど、使わなかったのだそうです。その作品を復活させて撮り直したのが「天使の涙」。こちらは見た作品ですが、そうとしると、また見たくなりました。
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