アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

まるごとマカダミアナッツ

2010-12-13 17:49:12 | たべもの
  ハワイのお土産などでいただくことの多い、マカダミアナッツ入りのチョコレート。でも、その中身、マカダミアナッツそのものだけを食べたことはありません。お店で見かけたこともなかったのですが、岐阜県中津川市のちこり村で、ローストしたマカダミアナッツを見つけました。

  南米パラグアイの日本人農家が栽培したマカダミアナッツだそうで、店頭にはマカダミアナッツ専用割り機とともに陳列してありました。マカダミアナッツ600gが800円、専用割り機が700円。試みに一度食べてみたいだけなので、割り機を買うほどではなかろう、うちにある銀杏割りで何とかなるのでは、と高をくくってナッツだけを購入して帰りました。

  ところが、銀杏割りでは小さすぎて到底歯が立ちません。以前、友人がクルミ割りを上げる、といっていたのを思い出し、遠方にある彼女の家まで取りに行きました。でも、クルミ割りでもだめ。

  買ってから気がついたのですが、ナッツの袋には「殻付植物の中で世界一硬い殻といわれています。専用殻割り機で割り、殻を取ってお召し上がりください」と、きちんと書いてありました。仕方ないので、またちこり村に行き、専用殻割り機を求めました。

  直径1.5~2センチくらいのまん丸の木の実を、殻割り機の中央に置き、取っ手を回して締め付けます。すると、パキッと小気味いい音がして、きれいに割れました!

  ナッツの味はこくがあって、おいしい。チョコレートの中のナッツより何倍もうまみがあります。生きているナッツ、という感じがします。ある子供は「チョコレートの味がする」といい、ある大人は「コーヒーの味がする」と言いました。ほんの少し苦みがあるから、チョコレートに合うのかもしれません。けっこう病み付きになる味です。道具も買ったことだし、またいつか買いたくなりそうです。

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