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アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

ミノムシ染め①

2017-10-01 00:38:22 | 草木染め
    東栄町の友人宅に、ミノムシ狩りに行ってきました。彼女の農園のブルーベリーの木々についたミノムシ。毎月染め講習会に来ている彼女から、「今年はやけに多い。ただすてるのはもったないので、染色に使えない?」といわれ、ネットで調べてみたら、一行だけ「コチニール、ゴバイシ、ミノムシ・・・など虫を染める場合も草木染めという」といった意味の文を見つけたので、こんな機会は二度となかろうと、一路東栄町へ。

    70本ほどあるブルーベリーの木に、多いところでは10個近くぶら下がっていました。それもずいぶん大きい。当然ですが、「ミノ」はすべてブルーベリーの小枝と葉だけでできています。仕事が細かい。

   よくみると、ミノの作りはいろいろ。見飽きません。

    葉を食べているので、彼らは害虫。たくさんいる木ほど、元気がないように見えます。

    ブルーベリーに接するように育ったびわの木にもぶら下がっていました。

    はじめて中の虫を見ました。結構太い。

    獲れました! かなり重い。

    ミノムシ染めといっても、果たして、中の幼虫だけを煮だすのか、ミノだけを煮だすのか、どちらも一緒に煮だすのか、わかりません。一番楽な方法はこのままつかうこと。

    でも、すぐには染めず、来月のどんぐり工房定例の染めの会で使いたいので、ひとまず蒸しました。ゴバイシの場合と同じ方法です。蒸して干す。

     いちどきにむせなかったので、残りは、蒸したときに色の付いた湯に投入。来週手がすいたら、こちらは煮出して染めてみます。乾燥して取っておくつもりの虫は、かびないよう、雨に当たらないよう、注意しながら干し上げます。

     さて、どんな色になるのか、まったく色が出ないのか、なんともわかりませんが、おって報告します。
  
コメント
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