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アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

映画「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」

2017-01-10 23:13:48 | 映画とドラマと本と絵画
    久々のマイケル・ムーアの映画。最新作のようですが、おもしろかった!!

    アメリカ国旗を掲げてマイケルはヨーロッパへ。最初に<侵略>したのは、イタリア。そこで彼は、アメリカ人から毎たら驚くべき労働条件で働く人たちの話を聞きます。有給休暇が8週間。結婚するとハネムーンのための休暇がもらえ、もちろん出産・育児休暇も。おまけに12月には、12月の給料のほかに架空の月、13月の給料をもらう。まるまるひとつき分。日本のボーナスと同じです。お昼休みは二時間あって、社員は家に帰り、ゆっくりランチタイム。

    そのあとはフランス。子供たちの学校給食のおいしそうなこと! 豊かな食文化を学校でマナーとともに教えています。アメリカの給食の写真を見せられた子供たちは、みな顔をしかめました。高そうなチーズやデザートが毎日添えられるのに、アメリカの給食より安いのだそうです。

     ついで、フィンランドの教育現場に。学力世界一のこの国には、宿題がなく、子供たちの授業時間はとても少ない。余った時間は、遊びやそのほかしたいことについやします。子供は遊んで学ぶもの。教師たちは異口同音にそういっていました。

    ノルウェーの開放刑務所もすばらしかった! 彼らは看守に見張られることなく自由に生活しています。美術や音楽、政治の勉強もできて、非常に前向きな受刑者たち。再犯率が世界最下位だそうです。

    そのほか、ドイツ、ポルトガル、チュニジア、スロベニア、アイスランドなどを<侵略>。アメリカとは正反対の種々の政策や経営方針を、マイケル・ムーアが、次々に明らかにしていきます。痛快で、感動。ヨーロッパはやはり、賢くて強い。

     とはいえ、マイケル・ムーアの映画を見るたびに思うことですが、アメリカの現状が相当ひどくても、彼の映画が作られそして彼の映画を好んでみる人が大勢いる、というそのことにはおどろきです。逆説的ではありますが、これがアメリカの底力なのではないでしょうか。
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