アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

どんぐり工房の草木染め

2013-04-01 01:26:07 | 草木染め
    4ヶ月ぶりに、どんぐり工房での草木染め講習会が開かれました。工房では今、「福寄せ雛」の真っ最中。連日たくさんの方が見に来られています。天井から下げられた豪華なもち花。

    きょうの染めは、タカキビと友人にもらった赤からし菜をつかいました。昨年9月に撒いた種で育ったものだそうです。

    2度ほど染めたことがあるのですが、最初そめたときは美しい青色になって、感動しました。でも、2度目は、最初ほど鮮明な青にならなかった。だから、今日はどんな色が出るのか心配でした。

    煮ているうちにはみるみる煮汁が紫色になり、菜っ葉のほうはただの茹ですぎの野菜の色に。においはダイコン葉をたいたときとそっくり。

    そして、出ました! 美しい青です。

    布の質、織りによって色が微妙にちがいます。

    今回はキャンセルがあったため、参加者は三人。でも、ほとんど一日雨だったので、人数が少なくてちょうど良かった。
    タカキビは、いつもどおり、きれいに出ました。

    タカキビの色は、絹か植物繊維かの違いで色がかわりましたが、赤からし菜のほうは染めた布すべてがそれぞれ違う色になりました。

    右手前の紫色のアームカバーは2種類とも絹。でも、糸や織り方が違うため、異なる紫色になりました。ほかは全部木綿なのですが、少しずつ色合いがちがいます。参加したかたがたは、この色の違いにびっくり。草木染めのおもしろさに共感してもらえました。

    友人にもらった白いレースのベストをこのからし菜で染めました。何色に染めようか、ずっと迷っていたのですが、わたしにしては派手なデザインなので、色もふだんあまり着ない色にしようと思ったのです。なかなかいい。下に白かクリーム色のシャツを着たら、春らしい感じになりそうです。冬でも春でもほとんど茶色やねずみ色ばかり着ているので、このごろ、少しは明るい色が着たくなっていたところです。うれしい。

    来月の講習会は4月28日(日)、5月は19日(日)に開きます。4月は、萌え出した若草を使ったみどり葉そめ、5月はインド藍の粉で建てた藍染めをする予定です。お申し込みは、どんぐり工房までお願いします。
       
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