アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

先に言わないでほしいこと

2010-11-23 12:05:16 | 道端観察記録
  いつのころか、道の駅などの公共の建物やガスステーション、個人の店舗などのトイレや洗面所に、次のような文面の張り紙を見かけるようになりました。

  「きれいに使ってくださってありがとうございます」

  最初見たときは、頭がくらっとしました。何を言われているのか分からなかったからです。まだ使っていないのに、なんでお礼を言ってもらえるのか、文字通り受取ると、いまだにわかりません。

  あらかじめ言っておいて、汚く使わないようけん制するということなのでしょうが、はっきり言ってなんだかいやみっぽい気がします。

  きちんと、「どうぞ、きれいに使ってださい。お願いします」と書いてくれたほうが、よっぽどすっきりします。近頃、命令口調を嫌う風潮があるようですが、ごく単純な事柄なのだから率直な発言を望みます。ややこしい言い方はなるべくやめてほしい、と私は思います。
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Nagi さんのはんこ

2010-11-23 00:02:10 | アンティマキの焼き菓子とパン
 アンティマキの製品のほとんどには、オリジナルのはんこを押したラベルがはってあります。「はんこがかわいいから、つい手に取った」という方もいて、なかなか評判がよいのです。

 このはんこは、岡崎在住のはんこ作家で友人のNagiさんが作っています。3年前、アンティマキが焼き菓子製造を始めたときから、ずっと彼女に製作をお願いしています。

  3年の間に彼女に作ってもらったはんこを並べてみたら、これだけありました。焼き菓子だけでなく、草木染め用、クラフト用、何にでも使えるはんこなどもあります。ひとつを除いてみんなオリジナル。特注です。

  写真右側の大きめの4つのはんこは、アンティマキの穀物クッキー用に一番最初に作ってもらった思い出深いものです。

 たかきびのクッキーは木の枝でさえずる小鳥が、そばのクッキーは睡蓮の葉の上でカエルが、全粒粉のクッキーはクローバーの花の上で飛ぶトンボが、カラスムギのクッキーは麦の下の地面から顔を出しているモグラが、それぞれ描かれています。

 どれも最初のはんことあって、私とNagiさんとの間で何度もやり取りした末にできた会心の作。とても気に入っているのですが、「袋に比してラベルが大きすぎてださい」と友人たちに言われ、やむなく小袋用に作った小さいはんこを使うことにしました。それがこちら。左下の袋です。いつか何らかの形で、これらのはんこを生かしたいなと思っています。

 ところで、はんこを押す作業はけっこうたいへんで、時間もかかるし、同じ力でなかなか押せなくて字が消えかかっているラベルもあります。PCに取り込んで印字したいと思いつつ、なかなか果たせないでいます。

 Nagiさんは、バッグ・小物作家でもあります。彼女のはんことバッグ・小物は、岡崎市康生町本町商店街内「ナチュラルアート」(℡ 0564-26-7612)においてあります。

また、アンティマキの商品として、彼女に作ってもらった草木染めの箸袋(写真上)は、どんぐり横丁で販売しています。
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