アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

お茶の木

2010-02-14 14:05:18 | アンティマキの場所に生きる動植物
 昔は、農家ならどこの家でも自家用のお茶の木を栽培していたと言います。そのせいかどうなのか、そんなに昔からあるわけでもないこの家の敷地内にも、お茶の木があちこちにあります。

 といっても、高いほうでせいぜい私の肩あたり。ほとんどが膝か腰辺りの丈しかありません。種が飛んできて実生で生えているのです。

 狭い範囲に何本も育っています。この寒さのなかでも、濃い緑色をしています。生命力がよほど強いようです。

 出たばかりの幼い木です。すぐそばに、かりんの実が埋もれていました。ほとんど枯れかけたようなかりんの木がそばにあるのですが、昨秋、一個だけ実をつけたようです。

 家の前の崖にとくにたくさん生えています。日当たりは悪いけれど、育ちはするようなので、ほかの雑草や潅木を除いてやって、お茶の木の場所にしてやろうと思います。

 近いうちにこのお茶の葉をつんで、寒茶を作ってみるつもりです。

 
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枯れた花も葉も美しい

2010-02-14 13:51:34 | アンティマキの場所に生きる動植物
 昨日今日と久しぶりのいいお天気になったので、庭木に覆いかぶさっている蔓草を払ったり、落ちている小枝を拾ったり、邪魔な潅木を切ったりしました。

 枯れ草の中に、立ち枯れになっている玉アジサイを見つけました。咲いている花も可憐ですが、花を残したまま枯れている姿も美しい。ドライフラワーとして、私はよく使う植物ですが、いつ見ても飽きない味があります。


 自然薯のつるです。これも、木々の枝から垂れ下がって日に透けている様子は、貝殻みたいで、なかなかおもしろいものです。

 こちらはムクゲです。種がこぼれたあとのがく?ですが、薄茶色の布で作った造花のようです。

 栗の葉っぱ。病気なのか、班点があります。虫が食った痕の形もおもしろい。

 ブルーベリーの落ち葉です。真っ赤に紅葉したブルーべりーの葉は見事なものですが、半分病気になって黒いのか、湿気で黒くなったのかわからないこの病葉(わくらば)も、惹かれる色合いです。

 シソの穂です。地味ですが、楚々とした姿です。

 ちょっと一回りしただけで、自然に出来上がったドライフラワーをたくさん見つけました。街で売られているはなやかなリースにはたぶん絶対使われないような素材ばかりですが、こころ惹かれる色合いと形をとどめています。

 久しく中断しているナチュラルクラフトづくり、すぐにでも再開したくなりました。
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