アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

出雲だんだんそば~おいしい生そばに出会った~

2010-01-03 17:11:07 | たべもの
 そばが好き。とくにこちらに来てからいっそう好きになりました。信州が近いせいか、美味しいそば屋があるだけでなく、乾麺もおいしいのです。

 でも、生そばは、酸味料や酒精、pH調整剤なるものが入っているものがほとんどなので、つい敬遠してしまいます。それでも、生そばを見つけるともしかしたらいいそばかもしれないと、裏返して表示を見てしまいます。そしていつもがっかりして、元に戻していました。
 
 でも、その癖がやっと功を奏しました! 生そばでも無添加のおいしいそばにめぐりあったのです。

 「出雲だんだんそば」といいます。


 材料はそばと小麦粉と塩だけ。ゆで時間約3分で、すこし固めだけど、美味し沿うな仕上がりです。
 
 添付のめんつゆも、無添加。本醸造醤油と粗糖、鰹節、宗田節、本みりん、食塩、昆布、椎茸、純米酒だけ。ふだんは添付のつゆは使いませんが、材料に問題はなさそうなので、このままおわんに入れて、水洗いしたそばを入れ、薬味はねぎだけでいただきました。

 すこし固めでしたが、おいしい。このあたりでも美味しいほうの蕎麦屋に匹敵するほど。ただし、風味はすこし欠けますが。

 つゆは私にはすこし甘すぎました。でも魚くささもなく、ほぼ満足。今まで食べた生そばの中では、一番でした!

 島根県雲南市のメーカー「有限会社本田商店」のそばです。創業は大正二年。五代目「本田屋繁」さんは、パッケージにこう書いています。

 「そばというものは本来からだにいいものです。しかしながら、最近の食品は多くの保存料、添加物が入れられて便利さは増したかもしれませんが、身体には?と疑問を感じ、五代目本田屋繁はそばの原点を見つめなおしました。「食べて美味しい。身体に美味しい」が五代目の信条です」
 
 やはり、よくよく勉強して作っているメーカーでした。でも、いくら無添加でも美味しいと感じるかどうかは別問題。店主はさらにこう続けています。

 「そばの命ともいえる香りを大切にするため、そぼの実の状態を確認してからそばの実を丸々自家製粉しています。原料からそばの製麺まで食品添加物は一切使用していません。そば粉、小麦粉、食塩のシンプルなだけにごまかしのないおそばです」

 「ごまかしのないおそば」なるほど、納得の味でした。購入したのはちょっとだけ高級な食品も扱っているスーパーですが、ネット上でも買えるようです。(出雲だんだんそば)
コメント
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