本日は、天気がよかったので、難波の事務所に来てから、生駒山に行くことに。
調べると 近鉄奈良線 なんば→生駒 400円 ケーブルカー 鳥居前→宝山寺290円 鳥居前→生駒山上 360円。
予算の関係上、行きはケーブルカーで山頂まで。帰りは徒歩で生駒まで下山することに。
交通費 行き760円 帰り400円 合計 1160円。
なんばから、急行で27分 快速急行で23分で 生駒駅に到着します。
鳥居前駅まで徒歩3-4分。
ケーブルで宝山寺駅まで6分。宝山寺駅から生駒山上まで7分。
事務所のあるなんばからなら、乗っている間40分。乗り換え待ち時間も含めて50分あれば、生駒山上に到着します。
思いついたら、即実行。
なんばから急行に乗車。急行は、なんば始発なので座れます。あっというまに、生駒駅へ。
そして、歩いて隣接する鳥居前駅へ。
鳥居前・宝山寺間は、日本で唯一、ケーブルカーの複線区間です。
途中、行き違い地点。線路が4本に。
宝山寺駅に到着。生駒山頂行きに乗り換え。ここからは、単線区間。
多数は、宝山寺駅で下車しましたが、10名弱が、山頂行に乗り換え。
霞が丘駅に到着。下りのケーブルカーは、梅屋敷駅に到着しているのがわかりました。
比叡山の坂本ケーブルの場合、途中駅は、あらかじめ言わないと停車してくれませんが、生駒ケーブルの場合、すれ違い地点より、途中駅が上下同じ距離にあるので、各停のケーブルカーの場合、必ず停車します。山頂直行のケーブルカーの場合は、途中駅は止まりません。
そして、生駒山頂駅に到着。
駅前には、家族連れなど10数名がいました。
生駒山上遊園地は冬季休園期間でしたが、中に入れました。
初もうで 八大龍王 の看板が、そこにお参りに行くことに。
社務所で、おみくじ(100円)をひくと、17番吉でした。
本堂では、護摩焚きの最中でした。お坊さんと言うよりは、修験道の人が護摩を焚いていました。
堂内には、ぎっしり信者さんが、、。
私は、入らず、ドア越しに覗いていました。
護摩焚きの炎の中に手を突っ込んで、きっていました。
本堂横からの大阪平野の眺め。
境内には、滝行場が。
日本一の霊山と言われている生駒山中には、ほうぼうに滝行場があります。
福徳、金運を授けるといわゆる白蛇もいました。
そして、ふたたび、山上遊園地へ。
生駒山頂に行きたくなりました。園内をうろつき、一番高そうな場所に行きました。
この場所が一番高そうでした。
この中に、2等三角点を発見しました。642メートルと書かれています。
ここが生駒山642メートルの山頂です。山頂は、わりかた広い平坦地でした。
すぐ横に休憩広場が。今朝、仏壇へのお供えにつかったあべかわもちを食べました。
横のベンチでは、上半身のシャツを脱いでいる人が、、、。
歩いて、大阪側から上がってきた人のようでした。
そして、園内を歩きます。
園内には、歩いて登ってきた登山客の姿をかなり見ました。
大阪市内から見ると、生駒山上には、電波塔群が見えますが、ここです。各テレビ局のアンテナです。
六甲山は、長年、山頂が米軍の所有地だったので、電波塔は、摩耶山の山頂に建てられています。
北の方を見る。
西・大阪平野を望む。
大阪平野が良く見えるところ。
そして、生駒ケーブル生駒山頂駅へ。左側の道で下山します。
その横に巨大な廃墟が、帰ってから調べると、1999年閉館した生駒天文科学館とか。
駐車場へ。車は1台もありません。昔は、この場所に、スケートリンク場があったようです。
USJができて、近鉄系は、あやめ池、玉手山の各遊園地がなくなりました。ここ生駒山上遊園地だけが残りました。
この遊園地もいつまで続くかなという気がしました。
関西の遊園地、狭山遊園地、奈良ドリームランド、PLランド、宝塚ファミリーランド、阪神甲子園パーク、エキスポランド、ポートピアランド、
思い出のある遊園地は、かたっぱしになくなりました。
USJができても残ったのは、京阪の枚方パークと南海のみさき公園、近鉄の生駒山上遊園地の3か所だけになりました。
ここから一本道を降りていきます。途中、廃墟となった別荘などを見かけます。車が通れないのて、ケーブルの霞ヶ丘駅からの徒歩となるようでした。
結構な数の登山客とすれ違います。
梅屋敷駅のところに、岩谷の滝への案内を見つけました。
今迄から、その看板を見ていて、存在は知っていましたが、行ったことがなかったので、そちらに向かいました。
民家が多数あるのに驚きました。
宝山寺には、年中参拝客があるので、鳥居前と宝山寺間は冬でも運行するのはわかりますが、宝山寺・生駒山頂間は、生駒山上遊園地が休園中は、ケーブルカーも運休したらよいものですが、梅屋敷周辺に民家が多数あるため、冬季も運行するのが理解できました。
岩谷の滝は、上下2か所ありました。
大聖院寺務所で聞いてみました。
上の滝も下の滝も岩谷の滝ということで、ただ、行者さんは、上の滝でするとか、下の滝でするとかきめているとのこと。
各滝やその周辺には、不動明王様が、、
不動明王さまの横にあるおみくじ(50円)をひくと、53番吉でした。
そして、護摩木(200円)に商売繁盛と書いてお願いしました。
本日は、私と同じく、初めて来たという人が多数いたとか。
本日、私をここにひつぱってきたのは、ここのお不動様だとわかりました。
生駒山は、日本一霊験あらたかな山だと言われています。その中でも、ここのお不動様は、力をもっていると感じました。
帰り、行きと違う道になりました。途中、こんなお堂の前をとおり、ごあいさつしました。
薬師如来様と弁財天様がおなじ、お堂にまつられていました。
この辺りからの見晴らし。生駒市街地を見る。
そして、宝山寺(生駒聖天)の門前町の売春旅館街の中の参道を通って下山。
10年位前まで、宝山寺に来ると、門前に、大きな旅館街があるのに驚いたのを覚えていきます。
これほどの旅館街なのに、じゃらんや観光ガイドブックに宿泊案内が一切載っていないので、、。
その後、占い師の京煌延(きょうこうえん)先生が日本占い師連盟入り、雑談の中で、週に1回、妹の経営する宝山寺の前にある売春宿にある占いコーナーにいるという話が出て、宝山寺前にある旅館街が売春旅館街だとはじめて知りました。
ネットで調べると、各旅館に、おねえさん(実際はばばあ)をお願いすると、お姉さんが届けられ、お姉さんと2時間または、一泊する仕組みのようです。
基本料金が2時間で27000円だそうで、その売り上げで、この旅館街は成り立っているわけでした。そのため、じゃらなどに載ると、一般の宿泊客が泊まるようになり、本業の売春あっせんの商売あがったりになってしまうから載せないとわかりました。
その昔から、大阪の商売人の旦那が、生駒聖天さんにお参りに行くと行って、お参りのあと聖天さんの前にある売春旅館街でおねえさんを買っていたのが、起源のようです。真言宗の宝山寺(生駒聖天)以外に、門前に売春旅館街が発達した事例は聞いたことがありません。
志摩スペイン村近くの渡鹿野島(わたかのしま)が売春島として有名ですが、あそこは、しおまちでとまっている船の船員さん相手に売春が発達したわけですが、
それぞれに、深い歴史があります。
生駒駅まで、無事たどり着けました。
そこから、神戸三宮行きの快速急行に乗り、なんば駅まで。