骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

野川公園を骨で聴く

2012-11-02 12:58:13 | 骨で聴く癒しの世界

 東京都の都立公園で、調布市、小金井市、三鷹市の三つの市にまたがる広大な緑の空間が野川公園です。野川公園は北側を東西に東八道路が横切っていて、東八道路より北側のエリアに野川が西から東に流れています。この川は野川公園の東端近くにいくと、東八道路と交差するようになっています。この緑の川で展開される癒し空間へと、骨伝導ヘッドセットとともに出かけました。

 ここは国際基督教大学(ICU)所有のゴルフ場だった場所です。特徴的なのは、かなりの面積の芝生が樹林に広がる風景と、湧き水が多く注ぐ野川の清流です。それでも公園としては、テニスコート、デイキャンプ場、バーベキュー場、わんぱく広場、アスレチック場まで備えています。

 古来より続く武蔵野の森と芝生のコントラストは、都内の公園の中でもダントツの風景といえます。実際にここに立ったときの開放感は素晴らしいものがあります。周辺の音声を骨伝導を使って聴くことで、この空間の奥行きまで感じられます。

 しかし、調べてみると、ゴルフ場時代に多量の農薬を散布していたことが原因で、開園直後は生息する生物相が貧弱であったようです。本当の自然環境に戻るのには歳月がかかったという事実は、現代生活での自然と公園のあり方を考えさせられます。

 東八道路を挟んで北側のエリアは、何といっても野川の魅力を感じます。川の北側には池が3つ規則的に並んでいます。ただしこのエリアは、フェンスで囲われています。ゲートから出入りする自然観察路となっているので、ちょっとした有料エリアに入った気分です。

 米軍で採用された最先端の特許技術を駆使した骨伝導機器ですが、こんな癒し空間の公園では、騒音対策も難聴対策も関係なくただ純粋に耳だけでなく骨からも伝わる周囲の音声を感じることで十分です。脳波をシータ波にし、癒しを助長される雰囲気が溜まりません。

          ⇒ 驚異の骨伝導特許技術パワー炸裂!

 国分寺崖線に接し、湧き水が流れ込む野川、樹木に囲まれ、起伏のある芝生広場。広々とした広場。緑の空間とのんびりとした時間の流れを感じながら、骨伝導の驚異的なパワーを感じつつ癒しの時間をおくれるのは、東京のオアシス・野川公園かもしれません。