骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

八幡山八幡社を骨で聴く

2016-04-18 10:45:20 | 骨で聴く巡礼旅
東京世田谷区には八幡山という地名があります。
地名の由来としてかつて村だった頃に、村内にあった八幡神社が由来といわれていますが、実は定かではないようです。ただ、その八幡神社が今回訪れた八幡社です。



創建年代は不詳で、もと別当寺の東覚院の創建が室町時代とも鎌倉時代ともいわれ、八幡山八幡社も同時期の創建と推定されています。明治時代には村社に列格していました。



昭和47年11月に神殿・社務所、境内諸施設を新築して遷宮奉祝祭を執行しました。
八幡山八幡社は海防守護の神でですが、主神が文化や産業の振興につくされたことから繁栄と和平、つまり厄除開運の御神徳をたれ給う神として一般の崇敬をうけています。




かつては八幡山のこの周辺一帯は、烏山川が流れる緩やかな丘陵地だったようです。そのため、八幡山の近隣からは縄文中期の集落跡や、江戸時代の炭焼窯も発掘されています。八幡山遺跡と呼ばれています。
そういった意味で、古来より人々の生活拠点があり、様々な交流の行われた地域だったことが想像されます。

そんな場世に鎮座する神社ですから、現在の規模は小さいものの精神的な支えを持つ存在だったことだと予想されます。
現在は住宅街の一角になり、街のアクセントになっています。

周囲を骨で聴きます。
耳だけでなく、骨から聴覚神経へと音声を伝えます。骨伝導です。
単なる骨伝導ヘッドホンではなく、米軍採用・特許技術の世界最高レベルの性能のヘッドセットを使えば、何となく古来からの街の息吹が聞こえるような気がしたリします。

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