池袋から西武池袋線に乗ります。
降りる駅はひばりヶ丘駅。急行や快速急行で2つ目(約15分)、快速で3つ目(約16分)、準急で5つ目(約18分)、通勤準急で3つ目(約16分)、特急レッドアロー号では通過駅になります。
小さな巡礼旅には、骨伝導機器「きくちゃん」をストラップで首にかけて出かけます。
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ひばりヶ丘駅は南口にローターリーがあり、パルコと西友が存在感を示しています。逆に北口は狭い商店街の中に出入り口があり、私鉄沿線の小駅の雰囲気があります。向かう先は北側なので、駅を出てゴミゴミとした商店街を通ることになります。
華やかさより地元の落ち着いた感じの商店街を抜けると、住宅街に出ます。ここを右折すると、いつの間にか住居表示は埼玉県新座市になりました。通りの右側が埼玉県で左側が東京都です。
この都県境の狭い道路を歩いていると、東京都側に畑が現れます。決して広くはありませんが、農村地帯の雰囲気もあります。さらに、ここが高台なのだということに気づきます。
畑の先に住宅が並び、その先が段丘の急な斜面になっているのです。家と家の間から、隣駅・東久留米駅前のマンション群と、かなたに聳える山々のシルエットが見えてくるのです。
高圧線の電線をくぐると、切り通しの下りとなり、降りきった場所に浅間神社がひっそりとあります。
浅間神社は、せんげんじんじゃと呼び、日本全国に約1300社あるといわれています。
静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社を総本社とする神社であることから、富士山信仰と結びつくものです。従って富士山の周辺や富士山が見える場所にある神社ですから、関東でも高台のような場所に分布しているといわれます。
この浅間神社の近くにある清瀬市では、富士塚と称する富士山を模した築山もあります。
「浅間」は浅間山のことではなく、『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べると、「火山を意味する古語で、火山の神を祀る神社という意味で浅間神社と名附けられたものである」となっています。
さて、境内に入ります。
鳥居から本殿までの参道が曲がっている神社の場合、神として祀り上げた怨霊を封じ込めるため、つまり怨霊は直進するから意図的に参道を曲げたといわれます。しかし、この浅間神社は地形的な要素から、鳥居から左90度に曲がった場所に本殿が位置している感じがします。実際はどうなのか、調べる価値はあるかもしれませんが‥‥
お参りをする前に、「きくちゃん」のスイッチをオンにし、専用ヘッドセットを装着します。鈴の音、お賽銭が転がる音、かしわ手の音が骨から伝わります。
日本を代表する富士山と一体化する瞬間です。
骨で感じる神とのコミュニケーション (Communication)です。非言語のコミュニケーションです。
東京郊外で、埼玉県新座市との境にある浅間神社にわざわざ来て良かったと思える瞬間でもあります。ひばりヶ丘駅から徒歩で約17分(⇒場所はこちらです)、すぐ近くでは落合川と黒目川が合流し、川沿いの歩行者専用道路はきわめて快適な散歩コースにもなっています。
年齢的に耳が遠くなった方でも、「きくちゃん(⇒詳細情報)」と一緒なら、川のせせらぎ、マイナスイオンを満喫しながら、さらに骨伝導で脳波をシータ波にして散策できます。
晴れた日、浅間神社とその周辺を歩くことは、これ以上ない健康法なのかもしれません。