日本三大聖天のひとつ、埼玉県の聖天山歓喜院。
開創は治承3年(1179)、斉藤別当実盛公が、武蔵国長井庄に自己の守り本尊の大聖歓喜天を奉り、聖天宮を開いたことに始まります。
ご本尊の御正躰錫杖頭は秘仏とされて、国の重要文化財に指定されています。
現存する本殿は江戸中期に完成したものです。奥殿34㎡、相の間27㎡、拝殿127㎡からなる廊型式権現造りで、奥殿は八棟造りになっています。施工始めから25年の歳月を費やして完成したものです。
境内には斉藤別当実盛公の銅像もあります。お祭り広場もあり、遊歩道もあります。誰もが気軽に来られるだけの整備は、完璧なまでになされている印象です。桜の木も多く、春は桜の花びらが舞う姿が想像できます。
古来より厚い信仰を集めてきた妻沼の聖天様は、訪れる方々に均等に御利益を授けてくれそうです。
関東八十八ヵ所霊場の結願の場でもあります。多くの東国遍路たちが関東平野を廻り、最後にここを訪れてきます。
この古刹は訪れる人たちに、それぞれの思いを対象化して応えてくれるような許容を見せます。これはビジネスでいうニーズに応えるというものではありません。
ある意味でニーズを引き出すプレゼンテーションに対して、わたしたちが反応しているのかもしれません。
そこで、この由緒正しい寺院を題材にプレゼンテーションの技術開発について知りたい方は専用のサイトへ。
いつものように骨で聴きます。
大師堂の弘法大師像を前に、特許技術の骨伝導「きくちゃん」を装着します。
聴こえてくる未知の声‥‥。
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