旅に出たときの楽しみの一つに駅弁があります。
でも、駅弁って何? 改めて問うと、駅で売っている弁当としか答えられないかもしれません。でもこの答えだと電車の中で販売しているのは駅弁ではないことになります。また、最近では駅構内に進出したコンビニで販売している弁当は何なのか? 疑問は増加します。
さらに不思議なのは駅弁の始まりについて複数の説があることです。以下に挙げてみましょう。
(1)東北本線宇都宮駅説
(2)東海道本線大阪駅説
(3)東海道本線神戸駅説
(4)東北本線上野駅説
(5)東北本線小山駅説
(6)高崎線熊谷駅説
(7)北陸本線敦賀駅説
どうですか? どれも日本最初の駅弁だと主張しているようです。邪馬台国の時代でもないのに、発祥の地が分からないというのも興味深いものです。
さて、駅弁の中で旅情を掻き立てるのが栗おこわです。
絶妙な甘さとなぜか郷愁を感じさせる黄色い栗の色が、旅の演出をしてくれます。
そして口の中でホクホクした感じがたまりません。
ついでですから、このホクホク感をそのまま脳に伝えてみましょう。骨伝導を使って骨で聴くのです。
電車の揺れとともに骨で聴く栗おこわの噛み心地は、何と表現したらよいのか分かりません。おそらくコトバを使って表現することじたい無意味な気がします。どんな文豪にも骨で聴く栗おこわは表現できないはずです。
ウソだと思ったら試してみてください。骨伝導機器は「きくちゃん」がお勧めです。
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