骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

栗おこわを骨で聴く

2007-11-27 22:23:01 | 骨で聴く癒しの世界

 旅に出たときの楽しみの一つに駅弁があります。
 でも、駅弁って何? 改めて問うと、駅で売っている弁当としか答えられないかもしれません。でもこの答えだと電車の中で販売しているのは駅弁ではないことになります。また、最近では駅構内に進出したコンビニで販売している弁当は何なのか? 疑問は増加します。

 さらに不思議なのは駅弁の始まりについて複数の説があることです。以下に挙げてみましょう。

(1)東北本線宇都宮駅説
(2)東海道本線大阪駅説
(3)東海道本線神戸駅説
(4)東北本線上野駅説
(5)東北本線小山駅説
(6)高崎線熊谷駅説
(7)北陸本線敦賀駅説

 どうですか? どれも日本最初の駅弁だと主張しているようです。邪馬台国の時代でもないのに、発祥の地が分からないというのも興味深いものです。

 さて、駅弁の中で旅情を掻き立てるのが栗おこわです。
 絶妙な甘さとなぜか郷愁を感じさせる黄色い栗の色が、旅の演出をしてくれます。
 そして口の中でホクホクした感じがたまりません。

 ついでですから、このホクホク感をそのまま脳に伝えてみましょう。骨伝導を使って骨で聴くのです。
 電車の揺れとともに骨で聴く栗おこわの噛み心地は、何と表現したらよいのか分かりません。おそらくコトバを使って表現することじたい無意味な気がします。どんな文豪にも骨で聴く栗おこわは表現できないはずです。

 ウソだと思ったら試してみてください。骨伝導機器は「きくちゃん」がお勧めです。

 ⇒ 骨伝導専門サイト「骨で聴くドットコム」

             

水着ファッションショーを骨で聴く

2007-11-27 11:21:36 | 骨で聴くビジネス


 11月21、22日にパシフィコ横浜にてJSA(日本スイムスーツ協会)の2008合同展示会が行われました。新作水着の展示会と水着ファッションショーが行われ、会場内だけ華やかな夏に様変わりしました。

 JSA日本スイムスーツ協会は、日本で唯一の水着協会団体で、各水着メーカーが様々な活動をしています。

 ⇒ JSA(日本スイムスーツ協会)公式HP

 水着といえば夏の代名詞ともいえますが、「水着はなぜ9月、10月にも売れるのか」という興味深いテーマがありました。TV東京のワールドビジネスサテライトで取り上げていたようです。

 しかし、季節モノ商品であることは間違いなく、百貨店も量販店も春から夏にかけて展示していることが一般的で、フルシーズン展示している店は少数派といえます。そういう点で水着メーカーにとっては、新作発表から夏に向けての勝負が始まっているのは過酷なものです。

 日本人のレジャーも夏に海、プールというステレオタイプ的なものではなくなり、多種多様化しました。そこにどんな隠れたニーズがあるかを探ったとしても徒労に終わる事がしばしです。
 実は、ニーズはないのです。ニーズがあるのは特定の条件が揃わない限りないのです。では、どうやって売るの?

 当然の疑問です。  

 ここにビジネスの難しさがあるのでしょう。

 とりあえず今は、新作水着を骨で聴きます。
 ニーズではなく脳に訴えるデザインを「聴く」のです。骨伝導がそれを可能にします。これは店舗の効率化をはかるために、無線と骨伝導の組み合わせにまで発展するかもしれません。
 耳をふさがずに聴くことで、新たな展望が開けたら素晴らしいと思いませんか?

 ⇒ 骨で聴く骨伝導の世界へ

                                                


松下村塾を骨で聴く

2007-11-27 09:40:02 | 骨で聴く癒しの世界


 幕末、長州藩士・吉田松陰が講義した私塾が松下村塾です。
 吉田松陰は、1830年(天保元年)の生まれで、安政の大獄により斬首刑にされました。武士というより思想家、教育家、兵学者という人物です。また、明治維新に先駆けた事実上の指導者であり、理論家ともいわれます。

 明治維新のキーワードは「尊皇攘夷」ですが、松蔭の「一君万民」はまさに尊皇に相当します。天皇の下に万民は平等になるという平等主義であることから、江戸幕府の権威を否定するほどの過激思想でした。

 松下村塾は、長州の萩城下の松本村にありました。現在の山口県は萩市です。設立したのは松陰の叔父である玉木文之進です。塾生は明治維新の立役者である大物メンバーが名を連ねていました。
 久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、天野清三郎等々です。

 松下村塾の模築は山口県だけでなく東京にもあります。
 国士舘大学のすぐ隣にある松蔭神社の境内です。

 ⇒ 松蔭神社を骨で聴く

 明治維新の最大の謎は、「尊皇攘夷」による倒幕でありあながら、明治政府は天皇による直接的な政治ではなく、議会制を採用し、あっさりと開国したことにあるのかもしれません。ここで黒幕説が登場します。
 これについては鯨 統一郎氏の著作を参照するのが賢明でしょう。

 ⇒ 鯨統一郎を骨で聴く

 原油の高騰、格差社会の拡大という現代に、今改めて松下村塾の教えを勉強してみるのも良いかもしれません。その際に書物は音読が最も効果的に学習できます。それは音読する事で、耳だけでなく骨からも聴くことになるからです。このときの脳波がシータ波です。
 さらに、耳からの音さえも骨で聴くことが可能になりました。
 それが米軍で採用されている骨伝導です。

 ⇒ 骨で聴くとは何か?

 逝く秋、時代を超え、シータ波の骨伝導で吉田松陰を学習するのは有意義な1日の過ごし方かもしれません。