樹齢500年といわれるクロマツ、別名「松本弁天臥竜の松」が存在感をかもし出しています。綺麗に掃除された境内も心地よく、気分が洗われます。
この松本弁天は、もともとは黄檗宗の寺院です。しかし弁天様を祀り、朱色の鳥居が神社であることを表現しています。そのすぐ隣に墓地が区画されているので、やはり寺なのか、と思ってしまいます。
神仏混合といえばそれまでですが、少し違和感も感じます。
松本弁天は江戸川区にあり、環七通りから新小岩駅方向へ少し入った場所にあります。住宅街にあるせいか、それと知らなければ見過ごしてしまうような場所です。
特に観光地でもなく、巡礼としてわざわざ訪れる方はいないかもしれませんが、この境内にたたずむためだけに出かけるのは、決して損しない場所かもしれません。
ただし、周囲の音を耳で聞いていては、そこまでの価値が見出せないでしょう。
やはり骨で聴く。
骨伝導で感じてこそ、この価値が理解できるかもしれません。
⇒ そこで、骨で聴く骨伝導について知る