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骨で聴く異世界

耳を使わずに「聴く」世界を旅します。耳をふさいでいても聴こえる世界です。

朝日新聞を骨で聴く

2008-11-22 08:19:24 | 骨で聴くビジネス
 朝日新聞社が初の赤字決算、新聞事業が不振(読売新聞) - goo ニュース

 2008年11月21日(金)22:01 引用

 朝日新聞社が21日発表した2008年9月中間連結決算は、広告収入の落ち込みや販売部数の減少など新聞事業の不振で、売上高が前年同期比4・4%減の2698億円、営業利益が5億円の赤字(前年同期は74億円の黒字)となった。

 税引き後利益は、保有するテレビ朝日株の売却損などで44億円の損失を計上した結果、103億円の赤字(前年同期は47億円の黒字)となった。

 売上高は中間決算としては4期連続の減収で、営業赤字、税引き後赤字は中間決算の作成を始めた2000年9月以降、初めて。

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 新聞離れと広告媒体としての威力が落ちていることを明確に立証するニュースかもしれません。
 とはいえ、高齢者に強い媒体としてはテレビ・ラジオと並んで新聞が強いのも事実。また、モバイルも含めたインターネットがいくら浸透しようが、紙で読むというのも習慣から手放せないのも事実。

 結局、過去からのつながりを遮断できる層が、確実に増加していることにより、天下の朝日新聞とはいっても赤字になるということでしょうか。

 補聴器や手軽な音声増幅器・集音器などは、新聞広告が最適かもしれません。
 骨伝導はあまり見かけません。認知度の問題でしょうか。人は保守的ですから、耳ではなく骨で聴くことに違和感をおぼえるのかもしれません。特に高齢者になればなるほどその傾向は強まります。

 でも、実際に購入されるのは、プレゼントする側のほうです。
 骨で聴くなんて関係なく、聴こえたときの喜びが現れます。
 まずはプレゼント用にホームページで確認してみてください。

 年末までにぜひ確認を!    ⇒ 骨伝導特許製品

                       


安売りを骨で聴く

2008-11-17 13:09:44 | 骨で聴くビジネス
“安売り”でシェア拡大のサントリーに値上げの反動(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

 (『週刊ダイヤモンド』編集部 小出康成氏の記事です。引用させて頂きましょう。

2008年11月17日(月)09:15

 新ジャンル、いわゆる第3のビール「金麦」の1~9月での販売数量が対前年比で277%。ビールと発泡酒を合わせたビール系飲料全体でも対前年比113%という驚異的な販売増を達成したのがサントリーだ。

 おかげで1963年のビール事業参入以来、初めてサッポロビールを抜き、年間シェア3位の座を獲得する見込みだ。

 ただし、この販売数量急拡大の“秘訣”は単純明快。ライバル各社が原材料、製造・物流コストの高騰のためにいっせいに値上げに踏み切ったのに対し、サントリーは8月末まで缶入り商品の価格を据え置く、つまりは実質的な“安売り”で、一気に販売数量を伸ばすという作戦に打って出たのだ。

 実際、スーパーの店頭価格は、たとえば冒頭の金麦は350ミリリットル缶6本ケースで他社より30円以上、酒ディスカウントショップ(DS)では350ミリリットル缶24本ケースで120円以上、つまりは消費税相当分安いという値付けとなった。

 その結果が、市場全体では前年比マイナス2.7%と、92年の現行統計開始以来、史上最低という厳しいなかでの2ケタ増という、サントリーのひとり勝ちとなったわけである。

 だが、さすがのサントリーの“安売り”も8月末まで。9月1日出荷分からは値上げし、これで全社が値上げしたことになる。ただし、ビール業界では値上げが浸透するには2~3ヵ月かかる。値上げ前の駆け込み発注や、流通との力関係が影響するからだ。

 そんななか、早くも値上げの影響が出ているのがコンビニエンスストアだ。スーパーや酒DSと異なり、コンビニは値引き販売が皆無のため、サントリーの店頭価格も値上げで他社と横並びになった。

この結果、大手マーケティング会社の調査によれば、サントリーのシェアは値上げ後、ほぼ半減し、“安売り”前の水準に戻りつつあるという。スーパーや酒DSでも、六本ケースで10円台、24本ケースでも50円台と、他社との価格差は縮小しており、シェア低下は必至だ。

 ライバルからは「シェア維持のための安値誘導をいつまで続けられるのか」との声も出る。サントリーが“安売り”で獲得した新規顧客をどこまでつなぎ止められるかが、今後の正念場だ。

 年間シェア3位の座は揺るぎそうにないとはいえ、圧倒的安値という武器を使えなくなったサントリーからのシェア奪還にライバルは虎視眈々(たんたん)だ。とりわけ、首位の座をめぐって争奪戦を繰り広げるアサヒビールとキリンビールにとって、市場の攪乱要因が消えたことは朗報だ。

第3四半期を終えた時点でトップのアサヒと2位のキリンのシェア差は0.5ポイントしかない。ビールの最需要期である年末年始に向けた冬商戦で、サントリーが値上げで失うシェアをより多く奪ったほうに首位の座が転がり込む。壮絶な冬商戦が始まった。

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 シェアを確保するための安売りと、売りたいためだけの安売りは微妙に異なるかもしれません。ただライフサイクルとの関連で考えると、サントリーさんには頑張って欲しいと思ってしまいます。

 骨伝導製品は市場での認知度が低いため、ライフサイクルから考えて安売りは意味の無いものです。それにも関わらず過去の在庫処分をECサイトで安く販売している店舗があります。
 骨伝導の普及を阻害し、価値ある技術の浸透を邪魔しているように思えます。

 安売りしないのは、儲けのためではありません。安くして売れる商品でもありません。そんなマーケットへのこだわりは、

                ⇒ 骨伝導専門サイト「骨で聴くドットコム」

                    
 

アフィリエイトを骨で聴く

2008-11-13 13:06:26 | 骨で聴くビジネス

アイプラネットのブロガー実態調査、週1更新で収入無しが約半数(INTERNET Watch) - goo ニュース

 アフィリエイトで稼ぐのは難しいか?
 記事ではこんな所を引用しましょう。

「最も多かったのは週1回以上の更新で収入無しというブロガーで、回答者数は233人で全体の45%を占める。収入があると答えたブロガーは35%の183人で、このうち全体の10%に相当する50人が1000円以上の収入を得ている」(太字は骨で聴くブログ管理人)

 骨で聴くブログの姉妹サイト「骨で聴くドットコム こちらです」でも、アフィリエイトで販売したことはあります。しかし数はそう多くはありません。やはり専門的な製品ということで、一般市場での認知度が低いことが影響しているかもしれません。

 それでも専門製品がアフィリエイトによって紹介され、今まで全く知らなかった世界が開けていくというのは何だかおもしろい気がします。
 単純に稼げるか否かだけで判断するものではないようです。

 この「骨で聴く異世界」も、もうすぐ2周年を迎えます。
 この辺で、改めてブログを考える機会が訪れたような気がします。

                                    

景気減速を骨で聴く

2008-11-10 11:26:50 | 骨で聴くビジネス


 景気減速、無料求人誌も苦戦 派遣向け広告落ち込む(朝日新聞) - goo ニュース

 ⇒ 一部引用

 世界的な景気の減速が、街頭や駅などに置かれる無料求人誌を直撃している。近年、急成長してきた無料求人誌だが、「ものづくり」が盛んな東海地方では、生産調整のしわ寄せで製造業で働く派遣労働者らの求人広告の減少が続いている。トヨタ自動車の業績の急速な悪化予想を受け、この流れが加速するのではと、求人誌業者は心配している。

 求人情報が無料化してきた背景には、インターネットの普及が切り離せないでしょう。景気の動向によって求人情報は左右されることから、無料で検索できる、無料で紙媒体を発行するというビジネスは、ニュースの通り、苦しい状態を迎えたことtになります。

 「自動車関連産業の生産調整によるダメージが大きい。派遣を使っている企業からの求人広告の件数が落ちてきた」

 日本の誇る自動車産業の影響が、ここまでダメージを与えるとは、他の業界からは想像できなかったかもしれません。
 しかし、景気減速は事実です。

 こんなときこそ、耳からだけでなく、骨からも聴くことで情報を収集しましょう。

 ⇒ 骨で聴くドットコム

 さらに、営業利益が簡単に上がらない現在、無駄なコストを利益にかえてしまいましょう。それが最も簡単です。

 ⇒ 最も簡単に利益を上げる方法

 久々のニュース・ネタでした。                    


荻野吟子を骨で聴く

2008-08-21 12:51:29 | 骨で聴くビジネス

 近代日本の初めての女性医師であり、女性運動家でもあった荻野吟子は嘉永4年(1851)に誕生しました。現在の熊谷市郊外です。
  慶応3年(1867)には、のちの足利銀行頭取になる稲村貫一郎と結婚します。しかし結婚生活は長く続きませんでした。3年後に離婚します。この原因が夫からうつされた淋病だったというわれています。

 淋病の治療は順天堂大学の婦人科で受けました。治療の際、医師がすべて男性であったことから、下半身を晒して診察されることに屈辱的な体験をします。同じような羞恥に苦しむ女性たちがいる、彼女たちを救いたいという決意が生まれます。
 これこそが女医第一号誕生の契機でした。

 明治18年(1885)に試験を合格し、湯島に診療所「産婦人科荻野医院」を開業することになりました。このとき34歳。近代日本初の公許女医誕生の瞬間です。

 のちにキリスト教の洗礼を受け、廃娼運動などにも取り組み、明治23年(1890)のい 39 歳の時に13 歳年下の学生・志方之善と周囲の反対を押し切り再婚しました。
 その後、夫は 北海道の原野開拓による理想郷建設のために移り住み、荻野吟子の人生も環境と時代に翻弄されます。

 熊谷市には荻野吟子記念館や公園があります。
 雄大な利根川が流れるすぐ近くです。ここにくると色々と考えさせられます。

 荻野吟子の時代、医学校への進学は女人禁制が当たり前でした。相当な努力の結果、私立医学校「好寿院」が受け入れてくれることとなったのは、日本にとって本当の意味での近代化だったかもしれません。

 今では女医も、女性経営者も珍しくありません。
 社会の変化はビジネス環境も大きく変えています。

 改めて荻野吟子の生涯を知り、現代の不条理な環境を見つめなおしてみるのも良いかもしれません。

 ⇒ 利益とコストも見つめなおしましょう!

                            

水牛を骨で聴く

2008-07-28 15:25:55 | 骨で聴くビジネス

 沖縄ではお茶うけとして黒糖が昔から好まれています。
 それは原料であるサトウキビの生産と関係しているからでしょう。

 サトウキビの汁を煮詰め、石灰をくわえ、固めます。単純ですがこれでミネラルが豊富に含まれた甘いお菓子に出来上がるのです。

 サトウキビの汁を搾るのに、以前は水牛にひかせていたようです。
 昔の製糖のようすを復元している琉球村で、そんな水牛に会いました。
 水牛は力づよい動きをします。角もあるせいか迫力満点ですが、とてもやさしい目をしています。

 水牛は比較的粗末な食べ物で成長し、一般的な牛よりも沼地での行動にも適応しています。そのためアジア各国で耕運機代わりの労働力として水田で見かけることがあります。
 沖縄ではサトウキビの汁を搾るだけでなく、由布島や竹富島では観光用に水牛車として用いられています。

 まさに「エコ」であり、家畜本来の役目をしていることが分かります。
 労働力として、また動力の代わりとして、改めて水牛を見直したくなります。

 最先端のビジネスもこの視点は重要かもしれません。

 ⇒ その第一歩としてコストを考える方はこちら

            

土肥金山を骨で聴く

2008-07-01 14:39:33 | 骨で聴くビジネス

  西伊豆の土肥金山です。

 伊豆半島には、土肥金山だけでなく縄地金山等の金山がいくつかあり、佐渡金山と並んで徳川幕府の草創期を財政面で支えていました。

 ただ、土肥金山の発見についてははっきりと分かっていないそうです。
 一説では天正5年(1577年)、北条氏の配下・富永三郎左右衛門政家の手代・市川喜三郎が土肥大横谷・日向洞・柿山・鍛冶山・楠山などで本格的な金山の開発を行ったのが始まりとされています。
 天正18年(1590年)に北条氏が滅亡すると、その後は関東に移封された徳川家康の領地となりました。
 慶長11年(1606年)には甲斐の国出身の大久保長安が伊豆金山奉行に任じられました。大久保長安の功績は大きく、彼の導入した新技術で金銀の生産高が飛躍的に伸ばすことに成功しました。
 この時代が土肥金山の第1期黄金時代といえるかもしれません。
 なぜなら、慶長18年(1613年)に大久保長安の没すると、金山は急速に衰え、ついに宝永2年(1625年)に休山してしまったのです。

 では、この大久保長安とは何者だったかというと、もともとは武田氏の猿楽師・大蔵太夫新蔵の次子で、幼名を藤十郎と称したようです。武田氏滅亡後、父の跡を継ぎ、猿楽衆・金春太夫として徳川家康に仕えました。
 そこで家康に認められたことにより、家康の重臣・大久保忠隣の側臣にまで出世しました。さらに大久保の姓まで許されることになり、大久保十兵衛長安と名乗ることになったのです。
 さらに慶長8年(1603年)には従五位下に叙せられ、石見守を授けられました。

 大久保長安は鉱山の知識が豊富でしたが、これは宣教師を通じて学んだといわれています。アマルガム法などの当時としては最新の製錬や採掘技術を駆使し、土肥金山の発展に大いに貢献したのです。

 第2期黄金期は明治39年(1906年)、神戸の実業家・長谷川五郎に始まりました。長谷川五郎は外国の技術者を招き、探鉱を行いました。
 大正6年(1917年)には土肥金山株式会社に設立し、金銀の高品位鉱を重点的に採掘していきました。

 しかし昭和6年(1931年)、長谷川五郎が亡くなると、住友鉱業株式会社の傘下に入ることになり、土肥鉱業株式会社として昭和22年(1947年)までその系列下で活動することとなりました。

 系列を離れてからは周辺探鉱にも力を入れましたが、生産量は次第に減少していくことを抑えられませんでした。そこで昭和34年(1959年)には三菱金属株式会社が経営に参画することとなりました。
 しかしながら、金山としては高品位鉱の枯渇という問題があり、外的要因として金価格の暴落が訪れ、この三菱金属時代も長く続かず、ついに昭和38年(1963年)に採掘を中止し、翌年の昭和40年(1965年)に閉山に至りました。

 閉山から7年後の昭和47年(1972年)、土肥鉱業は、土肥マリン観光株式会社と改名し、観光事業として再出発することtなりました。今では土肥温泉への旅行客にはおなじみの定番スポットとなりました。

 金山の歴史を見ると、現代ビジネスの商品ライフサイクルが思い浮かびます。
 そのためにもこの歴史の流れは大いに意味があるといえるでしょう。

 営業利益を簡単に上げる方法はありますが、ライフサイクルとの関連まで考慮に入れないと、場当たり的な手当てになるかもしれません。それでもまずは利益を上げてください。

              まずは超簡単な利益創出法 

 そして骨で聴きます。骨伝導も金山との関係で見ると興味深いものがありそうです。

                  

温泉協会を骨で聴く

2008-06-30 16:49:33 | 骨で聴くビジネス


 6月25日に社団法人日本温泉協会の総会が箱根で開催されました。
 大勢の温泉旅館関係者が全国から集まり、なかなかの賑わいでした。

 昭和4年(1929)に設立され、社団法人化されたのが昭和6年です。初代会長に当時の貴族院議員・一条実孝公爵、副会長に内務、鉄道両省の次官が就任しました。事務局は東京鉄道局旅客掛内におき、温泉の団体としては日本で唯一の社団法人となりました。今でも日本唯一に変わりありません。

 そして、昭和51年(1976)には天然温泉表示制度を創設したのがこの日本温泉協会なのです。

 日本人は温泉好きなため、温泉そのもがビジネスになります。その結果、記憶にあるところでは温泉偽装問題などの発生を伴います。
 食の安全と産地偽装問題は、現在のニュースの話題になっていますが、過去に温泉も偽装されていた事実も重く受け止めなければならないでしょう。

 ただ旅行などのレジャーは多様化し、温泉だからという理由で必ずしも集客に成功するわけではありません。むしろ温泉は最低ラインになっているかもしれません。

 原油が高騰を続ける現在、ボイラーに使用する重油や灯油ばかりでなく電気・ガス料金も上昇しています。広告宣伝の顧客獲得コストも上がっています。こんな中で温泉施設の生き残りが始まっています。

 まずはコストを抑えながら、次の手を打たなければ伝統ある温泉も危ないかもしれません。日本温泉協会の会員施設の方々は苦労も多いでしょうが、ぜひ日本の文化を守ってください。

 
                             


消滅した松井田町を骨で聴く

2008-06-24 10:53:37 | 骨で聴くビジネス


 平成の大合併により消滅した市町村は数多くあります。以前に訪れた町へ行き、町の名前がなくなっていることを知ると、何だか寂しい気がします。
 今回は、新幹線開業により鉄道路線が寸断され、平成の大合併により町の名も無くなった松井田町を取り上げます。

 寸断された路線は信越本線です。高崎から長野を経由して新潟に至るかつての大動脈です。現在は高崎~横川の間を走るローカル線になり、長野へは長野新幹線、新潟へは上越新幹線が主流になっています。

 この高崎~横川のわずかな区間ですが、以前に何度か取り上げたことがあります。

  磯部駅を骨で聴く 
  松井田駅を骨で聴く 
  釜飯を骨で聴く
  湯煙を骨で聴く

 松井田町は平成18年に隣の安中市と合併し、町の名が消えました。
 江戸時代には中山道の宿場町として栄え、町内には松井田宿と坂本宿の二つがありました。松井田宿は江戸から16番目の宿場で、坂本宿は中山道でも最も難所といえる碓井峠の入口にありました。旅籠が最盛期には40軒もあったといわれるほどの大きな宿場でした。

 そしてこの町は、合併後も分立を目指す住民運動が盛んな点が挙げられます。
 合併だけが選択肢ではなかったということは、他の地域でもときたま聞く話です。

 企業でも同じことがいえるでしょう。
 企業の合併や吸収など、日常茶飯事ではあります。しかし、必ずしもすべてが成功しているわけではありません。

 ひとついえることは合併のメリットとしてコスト削減への道が開ける(あくまで可能性ですが)ということでしょう。

 
                           


都市ガスを骨で聴く

2008-06-19 10:25:48 | 骨で聴くビジネス

 都市ガスは電気と同じように、一定エリアの独占的な市場を持っているといえます。いわゆる公共料金に含まれるもので、各家庭や企業等々にそれぞれ検針用のメーターが設置されています。

 よく、電気料金を安くします! という宣伝文句が多く聞かれたりしますが、都市ガス料金を安くするというのはほとんど聞きません。たまにあるのはプロパンガスの供給先を変更することで安くする、という程度です。

 では、都市ガスの料金って、削減することは出来ないのでしょうか?

 電力会社には様々な料金プランがあって、それを最適化することで年間数百万円も削減に成功できた店舗があります。これは都市ガスに当てはまらないのでしょうか?

 こちらで確認してください。
       ↓
  何でも削減するコンサルタント

 今回は都市ガスの謎の入り口編でした。

                  

弘法大師伝説から見る儲けの法則を骨で聴く

2008-06-13 11:08:56 | 骨で聴くビジネス

 商売の基本はモノを売ることという常識が既に時代遅れのものになっています。

 モノを買い揃えることで"豊かさ"が実感できた時代はおそらく1960年代まででしょう。モノ余りの傾向からバブル経済、そして不況という時代の流れから、どの業界でも営業利益率が大きく下落しているのが現状です。

 昔と同じようにモノ売りの商売だけを基本としていたのでは儲からなくて当然なのです。

 そこでモノを売るのではなく、モノ(商品)が持っている機能をサービスとして販売していく「サービサイジング(servicizing)」や、ノウハウの提供をパッケージ化して販売する方法、モノを全面に出さないで感情から集客する手法(エモーショナル・マーケティング)等々、多様なことが現れています。

 プレゼンテーションもモノを売ることを目的とせず、フロントエンドとバックエンドの考えをたくみに使い分けて行うのが効果的になりました。従って傍目には、「この会社(店)はどうして儲かっているんだろう?」と思われるような、表には出てこない儲けの仕組みが有効になってきたのです。

 これは各地に伝説を残す弘法大師のプレゼンテーションと共通するものがあります。真言密教を継承するのではなく、超人・弘法大師空海を伝承し、結果的に真言宗の発展に繋がったという点においてです。

 モノを売るだけでは儲からない現代では、例えば衣料品を売る店でも、ただ陳列していただけでは簡単に売れません。商品の魅力を伝える手段としてのプレゼンテーションや、顧客の感情に訴えるPOPなど、あらゆる手法が必要になってきたのです。これはまさに、弘法大師に置き換えれば、弘法大師伝説に相当するのです。

 なんだか不思議な話になってきたかもしれません。

 先日(6月1日)行われた高橋邦治先生のセミナーでは、在庫についてや、商品の稼動とともに、店舗から顧客へのメッセージ、そしてコスト削減の重要性にも話が触れました。弘法大師伝説と結びつけて考えるのは、あるいは頓珍漢かもしれませんが、現代のビジネス最先端と1200年以上も前の偉人伝説が繋がれば、それはそれで興味深いものです。

 そこで、弘法大師が現代に与えた影響を「弘法」という地名だけで調べてみると、実に面白いことがわかりました。日本全国にその名は広がり、それがダイレクトに弘法大師空海を祖とする真言宗に関係しているわけではないのです。
 いわば名称だけがある意味で一人歩きし、その地に根付き、伝説化した場合と地名や由来のも残った場合とに分かれます。

 現代のビジネスとどう繋がるか、検証してみてください。

 歴史的な裏側には、きっと大いなるロマンが秘められています。まずは商売の前にそんな場所を順番に訪れる旅も、悪くないでしょう。

 ■福島県
  耶麻郡猪苗代町        弘法清水小屋
  耶麻郡西会津町        弘法岩
  南会津郡南会津町       弘法沼
  須賀川市             弘法担
  会津若松市           弘法山 ⇒ 弘法レイラインとの関係は?

 ■群馬県
  沼田市              弘法岩

 ■埼玉県
  入間郡越生町          弘法山 ⇒ 弘法のレイライン
  所沢市              弘法橋(弘法の三ツ井戸)
  さいたま市中央区        弘法尊院

 ■神奈川県
  川崎市麻生区         弘法松
  秦野市              弘法山 ⇒ 夏のレイライン

 ■長野県
  松本市             弘法山古墳  

 ■静岡県
  熱海市             弘法滝
  磐田市             弘法入口
  
 ■愛知県
  知多市             グローリアス知立弘法通
                   弘法橋
                   弘法町
                   弘法前
                   弘法通り

 ■岐阜県
  土岐市            穴弘法
  岐阜市            梅寺鏡弘法
                   三田洞弘法前
  加茂郡八百津町      丸根弘法 

 ■富山県
  中新川郡立山町      弘法称名立山停車場線

 ■京都府
  福知山市           弘法川 

 ■和歌山県
  田辺市            弘法杉

 ■広島県
  三次市            弘法山 ⇒ 弘法レイラインとの関係は 

 ■長崎県
  佐世保市           弘法岳 ⇒ ここもレイラインと関係?
  対馬市            弘法浦

 骨で聴きながら弘法の地をめぐり、商売繁盛の奥義を解く!

 ⇒ 骨で聴くとは?

                      

風力発電を骨で聴く

2008-06-11 12:18:50 | 骨で聴くビジネス


 風力発電の発電量当たりの温室効果ガス(GEG)排出量は、他の発電方法と比較して小さいのが特徴です。
 地球環境の保全やエネルギーセキュリティの確保、経済成長の維持を同時に実現可能なエネルギー源として、風力発電は大いに意味のあるものです。世界各地でも普及しつつありますが、問題がないわけではありません。

 どうしても風の影響に伴い、出力の電圧や力率が変動してしまいます。風車の動きもすべてが同じではありませんから、変動の激しさは相当なものです。

 風は24時間吹いていますから、夜間も発電します。需要の状況によっては夜間に余剰電力を増大させることもありえます。  

 ただそれでも風力発電は、新しいエネルギーの中で最も採算性が高いとされ、温室効果ガス(GEG)排出量の低さとあわせて、ヨーロッパでは積極的な導入が進められています。
 特にデンマークでは、

 「風力発電のコストは過去20年間で80%以上削減され、今後10年間のうちに通常電力と競争可能なレベルまで低下する見込みである。温暖化対策コストまで考慮すると、欧州における風力は石炭火力より発電コストが一桁少ないとされる」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 というように、事業性としても確かなものになっています。

 地球温暖化を防止する意味でも風力発電は今後ますます価値を見出していくことでしょう。企業や店舗でも風力発電を見習い、CO2削減に協力したいものです。
 しかもその場合、電気やガス料金めで削減できて、営業利益の増大にも繋がります。ただし、問題はその手法です。

 そこで、独自のノウハウにより簡単に削減できる方法を紹介します。

 ⇒ それがドイツ育ちの削減コンサル!

 さらに風力発電の騒音問題を考える意味でも骨で聴きましょう。

 ⇒ 骨伝導の驚異の秘密

                         


丹波の黒豆を骨で聴く

2008-04-30 11:46:16 | 骨で聴くビジネス


 いわゆる「黒大豆」を黒豆といい、ダイズの一種です。
 外見が黒いことによる栄養成分的価値があるとはいい難いかもしれません。外見が黒色を呈するのは、種皮にアントシアニン(anthocyanin)系の成分を含むためで、これはブルーベリーやプルーン、イチゴなどにも含まれる色素の一種です。花や果実の色づけをしている一方、健康食品にも添加され、ありがたいものようにも思えます。

 しかし、黒豆はあくまで種皮を黒くする要素としてアントシアニン系の色素があるだけで、ダイズそのもの栄養価が高いことから、黒くないダイズと比較して特別に栄養成分がありわけではありません。

 しかし……さらに、しかし…

 日本のおせち料理には欠かせない黒豆は、それだけで価値のある食品なのです。しかも代表的な産地である丹波の黒豆はブランドと化しています。
 
 丹波とは、現在の京都府と兵庫県にまたがる山陰道側の地域です。
 古来より京の都の出入口に当たる地理的条件から、各時代の権力者から重要視されてきました。鎌倉時代では六波羅探題、江戸時代では京都所司代の支配を受け、ときの権力中枢機関の直轄化におかれました。
 南北朝時代足利尊氏が反旗を翻した地域でもあり、歴史の舞台としてたびたび登場する地域です。

 現在の地名で丹波を語ると、兵庫県側は篠山市や丹波市が中心地となります。京都府側は亀岡市、南丹市、船井郡京丹波町、綾部市、福知山市となります。従って兵庫県の部分より京都府に位置する地域のほうが広いことになります。
 兵庫丹波・京都丹波と分類することがりますが、これは現在の行政区分により、本来ひとつの地域だった丹波が2つの府県にまたがってしまったからです。

 このブランド化された丹波の黒豆を骨で聴きましょう。
 ブランディングは黒豆の価値を高め、地域の活性化にもつながり、そして骨で聴く意味をも増します。

 ⇒ そこで、骨で聴くこととは?

                 


白い花を骨で聴く

2008-04-17 22:09:47 | 骨で聴くビジネス

 何の特徴もない白い花を売ろうとします。
 キャッチコピーも思い浮かびません。価格も決して安いわけではありません。

 そこで、破れかぶれの方法でネット通販をしました。

ラオスで話題沸騰の幻少女が積んだ白い花です。
  ついに生花のまま日本に上陸しました!
 マニア向けの一部を販売することになりましたので、
限定50本のみです!


 どうでしょうか?

 ううむ。
 うさんくさくて買う人がいると思えませんね。だから骨で聴きます。
 お客様の声を骨で聴き、新たなキャッチコピーを考えるのです。

  実際にはこれで買う人がいるからマーケティングはおもしろいのです。

 ⇒ 骨で聴くとは?