いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

「あのトラ」。 ‘that trump’ will be

2024-03-09 20:15:18 | 日記
 (1)「もしトラ」が言われて、もし今トランプ氏が再び大統領として帰ってきたら、NATOと折り合いが悪いトランプ大統領(仮に)がウクライナ戦争から手を引いて世界の正義、秩序が損なわれ、イスラエルとハマスの戦闘ではイスラエルのガザ地区侵攻が米国の全面支持を受けて破滅的な状況を迎え、アメリカ第一、保護主義復活で中国との経済戦争が再びぼっ発して世界経済に暗雲が立ち込めるというシナリオが考えられる。

 (2)そういうことなら「もしトラ」ではなく、すでにトランプ氏が共和党指名候補確実な状況で「あのトラ」(「あのトランプ」が大統領として帰ってきたら)と言うべき悲劇がくり返される世界政治、経済の懸念が大きい。
 共和党トランプ候補がスパーチューズディに圧勝して対立候補が予備選から撤退してトランプ候補の共和党指名が確実な情勢となった。

 (3)トランプ候補は4年前の米大統領選で民主党バイデン候補に敗れて(本人は敗北を認めていない)、支持者を米議会に押しかけることを演説で煽動したなどで最高裁大陪審から起訴されている。
 本来ならそれから4年後の今年の米大統領選を目指すことなど考えられない事態にありながら、4年間共和党内でトランプ派の支持基盤を拡大して党内実力者を除いて着々と地位、立場、勢力をつくってきた。

 (4)8年前に当時政治経験もなく泡沫候補だったトランプ氏を一躍米大統領に押し上げた米国経済の恩恵を受けない白人マイノリティの岩盤支持層は今も熱狂的にトランプ氏を支持して、アメリカ第一、保護主義に大きな期待、歓迎をみせている。
 民主党でもバイデン大統領の有力対立候補はおらずにバイデン大統領の再選指名は確実とみられており、しかし投票内容では「支持候補なし」とか候補者氏名欄に「停戦支持」などの抗議投票が20%に達する選挙区がある(報道)といわれる。

 (5)仮に民主党バイデン大統領と共和党トランプ前大統領が再び米大統領選を争うことになれば、米国民からは6割以上がともに高令などを理由に大統領にふさわしくない(報道)とみており、世界政治、国際社会にとってはありがたくない「米国」といえる。

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