いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

官公庁の道楽。 hobby of a government office

2024-03-06 20:09:31 | 日記
 (1)確定申告の時期を迎えて払い過ぎの医療費控除の確定申告で毎年のように申請書の書式、内容が変わっているのは、毎年初めから読み直してあれこれ苦労させられる。法律が改正されて必要なものは仕方がないがそういうものばかりなのか、申告側からすれば概算請求による払い過ぎ医療費の返還を求めるものなので、もっとわかりやすい、申告しやすい書式にすべきだ。

 (2)官公庁の道楽(hobby of a government office)としか考えられない。徴収する国側は大まかな概算請求しておきながら(制度上やむを得ないが)支払い側に払い過ぎ返還申告を要求して毎年のように申告書式を変えて、手間のかかるようにして簡単には払い戻しに応じないという憶測を感じる。

 (3)東日本大震災でも原発事故責任企業の東電が被災者を対象に賠償責任支払金の申請書の書式があまりに複雑で添付書類も多く、煩雑でわかりにくく時間もかかり不評、問題となったが、確定申告と同じ後ろ向きの返還払い戻し構図がみえる。

 (4)正確で証明力のある適正な申告、申請は基本だが、毎年書式が変わるとか、煩雑な手続き、添付書類を多く求めるのも限度があって、そもそも政府予算も大臣折衝とかでかなり大まかなもので構成されており、申告、申請側には厳格で厳密なものを要求する姿勢も考えものだ。
 政治とカネの問題で政治家、議員には自由な政治活動が必要だとして収支の内容を問わない自由度を認めて政治資金収支の適正管理ができずに、国民の収支管理(税負担)には厳格、厳密、細部にわたるのは一方的な公平、公正性といえる。

 (5)森友問題で国民の納税拒否に結びついたのも、今回の自民党派閥裏金問題で国民の納税に不満、批判が出ているのも国、政治、議員側と国民の収支管理、意識の落差、格差が影響しているものだ。官公庁ももう少し平衡感覚(the sense of equilibrium)を考えて、持てないものかと思う。

 (6)マイカも使い道はあるのにそれを見誤っては、河野デジタル相、官公庁の道楽でしかない。

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