◆本日の予定
(前半)
・午前中はひたすらカジノでゲーム。
・午後、タウンズスクウェアのホールフーズで、現地在住の友人SLさんと会う。済
(後半)
・ピンボール・ホール・オブ・フェイムを覗く。
・宿をサムズタウンに移す。
・夜を徹してカジノに入り浸る。
◆これより本日の記録
SLさんと別れた後、今夜の宿であるサムズタウンに向かうが、その前に、道中にある「ピンボール・ホール・オブ・フェイム(PHoF)」に立ち寄る。ところで、このPHoFのすぐ周囲には、「PRESS START GAMING CENTER」と、「A GAMER'S PARADISE」という、二つのゲーム関連の店があることを最近知ったので、ついでに覗いてみた。
「PRESS START GAMING CENTER」(上)と「A GAMER'S PARADISE」(下)のエントランス。いずれもPHoFと同じ敷地内にある。屋根にシートがかぶせてあるのは、たぶん雨漏りがするのだろう。実際この一角は、控えめに言ってもさびれているという形容を免れない。
PRESS START GAMING CENTERに恐る恐る入ると、店内には僅かながら客もいた。
「PRESS START GAMING CENTER」の店内。
この店では、店内を見て回るだけなら料金は発生しない。ただし、ゲームをする際には1時間いくらという制度になっており、「プレイしたいときは係員に声をかけてください」と掲示されている。ただ、具体的な料金の表示は無い。
(1)メタルスラッグのアップライト筐体。 (2)たくさんのゲームが入ったカクテル筐体。おそらくMAME。
(1)パズドラバトルトーナメント。ポップだけでなく画面も日本語表示だった。 (2)店のシステムを告知する掲示。入り口そばのテーブルの上に立てられていた。ワタシは入店したときには気づかなかった。
「PRESS START GAMING CENTER」の中を一回りした後、次に並びにある「A GAMER'S PARADISE」を、入り口の外からドアのガラス越しに覗いてみた。しかし、手前の方にコンシューマー用のゲームソフトと思しきものが見えるくらいで、アーケード志向のワタシには興味を惹く物がなさそうなので、こちらは店内に入ることなく離れ、PHoFに入った。
PHoFでは、リリースが発表されたばかりで世界中から注目を集めていた「Black Knight Sword of Rage」が早くも導入されていた。
Black Knight Sword of Rage。ゲーム料金は1ドル。
今回の目玉フィーチャーのひとつと思しき、鉄球を振り回すブラックナイトは少し面白い。
「Black Knight」と言えば、何と言ってもアウトレーンに落ちそうになるボールを強力な磁力で救済する「Magna Save」フィーチャーである。1980年に発売された初代のBlack Knightで初めて採り入れられ、これまで歴代のBlack Knightシリーズの他、6機種に搭載された。今回のBlack Knightにももちろん搭載されている。ただし、発動させるスイッチがロックダウンバーの中央に付いており、とっさの操作がしづらい。
マグナ・セイブを発動するボタン(緑色に光る)。
また、3月に大阪を訪ねた際に遊んだ「バッティングゲーム」(関連記事:大阪レゲエ紀行(7・最終回)) DAY 2・その2:大阪駅前第2ビルB1「ZERO」)の元ネタではないかと思われるゲーム機や、「Ice Cold Beer」もあった。ただし「Ice Cold Beer」は故障中で遊べなかった。
(1)バッティングゲームの元ネタと思しき野球ゲーム。空気で吹き上げられているボールを、バッター人形を操作して打つ。左のノブで風量を調整できるので、日本のバッティングゲームよりは簡単にホームランが打てる。 (2)Ice Cold Beer。
サムズタウンに到着したのは夜7時ころ。明日の未明5時過ぎには出ていくので、10時間ほどの滞在になる。チェックインすると、「部屋をアップグレードしておいたよ」と言われた。部屋に到着すると、中庭に面する角部屋の、スイートルームだった。
部屋の様子その1。(1)部屋に入ってすぐ左手の、キチネットのカウンター越しに部屋の中を臨む。リビングの右手にはベッドルームに繋がる入り口が見える。 (2)リビングから入り口方向を臨む。 (3)リビングからベッドルームに通じるドア。 (4)ベッドルーム。左手のバスタブは、ジェットバスではなかった。バスタブの背後は洗面所とシャワーブースになっている。
部屋の様子その2。(1)洗面所の様子。アメニティは通常の部屋と変わらない。 (2)洗面所からシャワーブースを臨む。 (3)~(4)窓からの風景。中庭の様子が見渡せる。
サムズタウンにはこれまでに10回くらい宿泊しているが、こんな部屋に通されるのは初めてのことだ。しかし、せっかくだがワタシはこれから夜通しカジノで過ごすつもりなので、この豪華な部屋は、ワタシにとっては束の間の荷物置き場でしかない。去年、フレモントでも同じことが起きたが、どうせなら旅程の中ほどでこういう目に遭いたいものだ。
サムズタウンでのトリプルプレイプログレッシブは最低でも1280ドルと、オーリーンズに比肩するほど溜まっていたので、一つくらいは落せるだろうと始めたのだが、全くツイていない。あまりに調子が悪いので、途中、スポーツバーで軽食を取るなど、なんとか流れを変えるための努力をしてみたりもした。
スポーツバーで注文したホットドッグ、シュリンプカクテル、ソーダ(小)。
しかしその努力もむなしく、かなり残っていたはずの浮き分はついに底を突いて、いよいよ元本に手を付けなければならないまでに落ち込んでしまった。出発まであと2時間半ほどあるが、この調子が続けば、今回の旅では大きくお金を減らしてしまいそうだ。
プログレッシブは依然として魅力的に膨れ上がっているが、もうやめよう。最後の2時間半はクラップをして過ごそう。もちろんクラップスだって泣きたくなる大負けを食らうこともあるが、こんなに遊べないVPなら、今回はもういらない!
ということで、場所をクラップスに移してまず200ドルでバイインする。サムズタウンのクラップスには、他ではあまり見かけた覚えがないサイドベットがある。何と呼ばれるものかもわからない。隣のスティックマンに、「あのベットはなんというのだ?」と聞いたが、「3ドル出してワン―ワン―ワンって言うんだよ」というだけで、ベットの名前は言わない。
この「ワン―ワン―ワン」は、7の目が出た後でしか賭けられない。賭ける場所は、「小の目(2~6)」、「大の目(8~12)」、「全て(7を除く2~12)」の三種類で、次回に7の目が出るまでに、指定の目が全部出れば勝ちとなる。小の目と大の目は75倍だから、1ドルを賭けているだけでも当たればまあまあの配当になる。賭け金はあくまでも例で、5ドルチップを投げて、大と小の目に2ドル、全てに1ドルという事もできる(その場合はツー-ツー-ワンと言う)。ワタシは殆どのゲームでここに賭け続けた結果、およそ2時間半のプレイ中に、小の目が3回も出てくれた。また、セブンナウトせずに延々シュートしてくれる優良シューターにも恵まれたこともあり、ゲームをやめるころには数百ドル程度お金を増やすことができていた。
もう出発しなければいけない時刻となったので豪華な部屋に戻り、この部屋では結局ソファーに座ることさえしなかったといくらかの悔しさを残しながら、その片隅に置いておいた荷物を取って部屋を出た。
日本に帰って改めて残っているお金を数えてみたら、出発時よりも100ドルちょっと、増えていた。クレジットカードで支払った買い物などは考慮に入っていないが、次回のゲーム資金が減らずに済んだことは喜ばしい。次回のラスベガス巡礼は10月中旬の予定。
(このシリーズおわり)
・午前中はひたすらカジノでゲーム。
・午後、タウンズスクウェアのホールフーズで、現地在住の友人SLさんと会う。
(後半)
・ピンボール・ホール・オブ・フェイムを覗く。
・宿をサムズタウンに移す。
・夜を徹してカジノに入り浸る。
◆これより本日の記録
SLさんと別れた後、今夜の宿であるサムズタウンに向かうが、その前に、道中にある「ピンボール・ホール・オブ・フェイム(PHoF)」に立ち寄る。ところで、このPHoFのすぐ周囲には、「PRESS START GAMING CENTER」と、「A GAMER'S PARADISE」という、二つのゲーム関連の店があることを最近知ったので、ついでに覗いてみた。
「PRESS START GAMING CENTER」(上)と「A GAMER'S PARADISE」(下)のエントランス。いずれもPHoFと同じ敷地内にある。屋根にシートがかぶせてあるのは、たぶん雨漏りがするのだろう。実際この一角は、控えめに言ってもさびれているという形容を免れない。
PRESS START GAMING CENTERに恐る恐る入ると、店内には僅かながら客もいた。
「PRESS START GAMING CENTER」の店内。
この店では、店内を見て回るだけなら料金は発生しない。ただし、ゲームをする際には1時間いくらという制度になっており、「プレイしたいときは係員に声をかけてください」と掲示されている。ただ、具体的な料金の表示は無い。
(1)メタルスラッグのアップライト筐体。 (2)たくさんのゲームが入ったカクテル筐体。おそらくMAME。
(1)パズドラバトルトーナメント。ポップだけでなく画面も日本語表示だった。 (2)店のシステムを告知する掲示。入り口そばのテーブルの上に立てられていた。ワタシは入店したときには気づかなかった。
「PRESS START GAMING CENTER」の中を一回りした後、次に並びにある「A GAMER'S PARADISE」を、入り口の外からドアのガラス越しに覗いてみた。しかし、手前の方にコンシューマー用のゲームソフトと思しきものが見えるくらいで、アーケード志向のワタシには興味を惹く物がなさそうなので、こちらは店内に入ることなく離れ、PHoFに入った。
PHoFでは、リリースが発表されたばかりで世界中から注目を集めていた「Black Knight Sword of Rage」が早くも導入されていた。
Black Knight Sword of Rage。ゲーム料金は1ドル。
今回の目玉フィーチャーのひとつと思しき、鉄球を振り回すブラックナイトは少し面白い。
「Black Knight」と言えば、何と言ってもアウトレーンに落ちそうになるボールを強力な磁力で救済する「Magna Save」フィーチャーである。1980年に発売された初代のBlack Knightで初めて採り入れられ、これまで歴代のBlack Knightシリーズの他、6機種に搭載された。今回のBlack Knightにももちろん搭載されている。ただし、発動させるスイッチがロックダウンバーの中央に付いており、とっさの操作がしづらい。
マグナ・セイブを発動するボタン(緑色に光る)。
また、3月に大阪を訪ねた際に遊んだ「バッティングゲーム」(関連記事:大阪レゲエ紀行(7・最終回)) DAY 2・その2:大阪駅前第2ビルB1「ZERO」)の元ネタではないかと思われるゲーム機や、「Ice Cold Beer」もあった。ただし「Ice Cold Beer」は故障中で遊べなかった。
(1)バッティングゲームの元ネタと思しき野球ゲーム。空気で吹き上げられているボールを、バッター人形を操作して打つ。左のノブで風量を調整できるので、日本のバッティングゲームよりは簡単にホームランが打てる。 (2)Ice Cold Beer。
サムズタウンに到着したのは夜7時ころ。明日の未明5時過ぎには出ていくので、10時間ほどの滞在になる。チェックインすると、「部屋をアップグレードしておいたよ」と言われた。部屋に到着すると、中庭に面する角部屋の、スイートルームだった。
部屋の様子その1。(1)部屋に入ってすぐ左手の、キチネットのカウンター越しに部屋の中を臨む。リビングの右手にはベッドルームに繋がる入り口が見える。 (2)リビングから入り口方向を臨む。 (3)リビングからベッドルームに通じるドア。 (4)ベッドルーム。左手のバスタブは、ジェットバスではなかった。バスタブの背後は洗面所とシャワーブースになっている。
部屋の様子その2。(1)洗面所の様子。アメニティは通常の部屋と変わらない。 (2)洗面所からシャワーブースを臨む。 (3)~(4)窓からの風景。中庭の様子が見渡せる。
サムズタウンにはこれまでに10回くらい宿泊しているが、こんな部屋に通されるのは初めてのことだ。しかし、せっかくだがワタシはこれから夜通しカジノで過ごすつもりなので、この豪華な部屋は、ワタシにとっては束の間の荷物置き場でしかない。去年、フレモントでも同じことが起きたが、どうせなら旅程の中ほどでこういう目に遭いたいものだ。
サムズタウンでのトリプルプレイプログレッシブは最低でも1280ドルと、オーリーンズに比肩するほど溜まっていたので、一つくらいは落せるだろうと始めたのだが、全くツイていない。あまりに調子が悪いので、途中、スポーツバーで軽食を取るなど、なんとか流れを変えるための努力をしてみたりもした。
スポーツバーで注文したホットドッグ、シュリンプカクテル、ソーダ(小)。
しかしその努力もむなしく、かなり残っていたはずの浮き分はついに底を突いて、いよいよ元本に手を付けなければならないまでに落ち込んでしまった。出発まであと2時間半ほどあるが、この調子が続けば、今回の旅では大きくお金を減らしてしまいそうだ。
プログレッシブは依然として魅力的に膨れ上がっているが、もうやめよう。最後の2時間半はクラップをして過ごそう。もちろんクラップスだって泣きたくなる大負けを食らうこともあるが、こんなに遊べないVPなら、今回はもういらない!
ということで、場所をクラップスに移してまず200ドルでバイインする。サムズタウンのクラップスには、他ではあまり見かけた覚えがないサイドベットがある。何と呼ばれるものかもわからない。隣のスティックマンに、「あのベットはなんというのだ?」と聞いたが、「3ドル出してワン―ワン―ワンって言うんだよ」というだけで、ベットの名前は言わない。
この「ワン―ワン―ワン」は、7の目が出た後でしか賭けられない。賭ける場所は、「小の目(2~6)」、「大の目(8~12)」、「全て(7を除く2~12)」の三種類で、次回に7の目が出るまでに、指定の目が全部出れば勝ちとなる。小の目と大の目は75倍だから、1ドルを賭けているだけでも当たればまあまあの配当になる。賭け金はあくまでも例で、5ドルチップを投げて、大と小の目に2ドル、全てに1ドルという事もできる(その場合はツー-ツー-ワンと言う)。ワタシは殆どのゲームでここに賭け続けた結果、およそ2時間半のプレイ中に、小の目が3回も出てくれた。また、セブンナウトせずに延々シュートしてくれる優良シューターにも恵まれたこともあり、ゲームをやめるころには数百ドル程度お金を増やすことができていた。
もう出発しなければいけない時刻となったので豪華な部屋に戻り、この部屋では結局ソファーに座ることさえしなかったといくらかの悔しさを残しながら、その片隅に置いておいた荷物を取って部屋を出た。
日本に帰って改めて残っているお金を数えてみたら、出発時よりも100ドルちょっと、増えていた。クレジットカードで支払った買い物などは考慮に入っていないが、次回のゲーム資金が減らずに済んだことは喜ばしい。次回のラスベガス巡礼は10月中旬の予定。
(このシリーズおわり)
さておき。
CRAPSのサイドベットは大(TALL)or小(SMALL)が35for1で全(ALL)が150for1だったかな…自分は一度だけ大をいただいたような記憶が。
ホットになるとみんな参加してくるイメージです。エッジは7%超とのこと。
SAM'SというかBoyd系の一部でしかやっていないのが「FOUR ROLLS NO SEVEN」で、1to1。エッジ3%強とおとなしめのエッジです。
で、TALL-SMALL-ALLはSAM'Sだと太い通路側の1台だけが対象で、スポーツブック側の混雑時に使われる1台は実施してませんでした(レイアウトが無い)。
資金が減らなかったのはよいですなぁ。こちらは760ドルほど消えていきました…
そういえば「Tall」「Small」「All」とあった様な気がしてきました。「Tall」と「Small」は35倍でしたっけ?
ひょっとするとツーツーワンで賭けていたから70ドルとなったのを、35倍という数字と混同しているかもしれません。
確かに、このサイドベットがあるテーブルは一つだけでした。