オールドゲーマーの、アーケードゲームとその周辺の記憶

コインマシンやギャンブルゲームやカジノの歴史的エピソードとか、時々カジノ旅行記とか、たまにスポーツやマンガとか。

新ラスベガス反生中継2019GW DAY3 サンコーストからオーリーンズに移動する日(修正5/28)

2019年05月26日 23時19分53秒 | 海外カジノ
*写真の整理が間違っていたのと、現地で付けていたメモに混乱があり、抜けや時間軸の取り違えがあったため、5/28に修正しました(修正部分は緑色で表示)。

◆本日の予定
・ホテルをサンコーストからオーリーンズに移す。
・夜、現地在住の友人SGさん、ラスベガス仲間のKさんと会食。
・深夜、現地在住のMMさんとオーリーンズで会う。

(これより本日の記録)
朝10時くらいに起床。カフェ「Du-Par's」で朝食。このカフェは、昔からダウンタウンにあるラスベガスに現存する最古のホテル「ゴールデンゲート」の中に入っていたが、2,3年前からサンコーストにも店を出すようになった。ゴールデンゲートでは、昔ながらの安い大衆食堂という雰囲気が大変良かったのだが、2012年にゴールデンゲートがリニューアルしたころを境に、ダウンタウンのカフェにしては高い店となってしまい、今では積極的に使用したい店ではなくなっている(関連記事:新・ラスベガス半生中継(8) コンベンション三日目(残るところあと2泊))。しかし、ここ、サンコーストならコンプダラーで支払いができるので、値段は特に気にしないで済む。ワタシはパンケーキのショートスタック(2枚)にミルクとサイドディッシュにソーセージを、女房はフレンチトーストのショートオーダー(2枚)にクランベリージュースを注文した。


実はワタシはパンケーキが好物であるが、甘いばかりではつらいので、サイドディッシュにソーセージやコンビーフなどを注文することが多い。それにしても女房が注文したフレンチトーストと併せると、税・チップ別で二人で25ドルに迫る値段はやはり高い。

今日はホテルをオーリーンズに移す日だ。チェックインを受け付ける時間は一応午後3時からとなっているので、サンコーストでチェックアウトぎりぎりの12時までゲームをして過ごすが、全くいいところがなく、そろそろ泣きそうになる。

12時、部屋のTVからチェックアウトして車に荷物を積む。3時にはまだ時間があるので、ノース・プレミアムアウトレットで買い物をしていこうということになる。チャールストンが工事のため一部閉鎖されているので、アルタ通りを使う。この道は途中、理不尽にくねくねと蛇行しているところがあるのはなぜだろう。ブラタモリで解明してもらえないかなどと女房と話しているうちにノース・プレミアムアウトレットに到着する。ワタシはリーバイスでジーパンを1本と、バイタミンワールドでメラトニン2瓶を買う。女房はロクシタンでハンドクリームを大量に買い込んでいた。女子へのお土産として喜ばれるらしい。

買い物を終えてもまだ3時にはならないが、そろそろチェックインはできるだろうと踏んでオーリーンズへ向かう。案の定、問題なくチェックインできた。オーリーンズもこれまでに何度も使っているホテルだが、最後に宿泊したのは3年前、2016年9月のこと(関連記事:新・ラスベガス半生中継 2016年9月(1)到着初日)で、最近行われた改装工事以降には訪れていなかったので、どこがどう変わったかを少し期待していた。しかし、部屋の様子はあまり変わってはおらず、バフェイやカフェなどダイニング系の一部が刷新された(そして高くなった)くらいの変化でしかないように思われた。それでもまあ、部屋のコンプが提供されるのであれば今後も利用することはあるだろう。


オーリーンズの部屋の様子。これは2016年9月に撮影したものだが、今回もこれと全く同じ部屋だった。豪華さはないが、同格のホテルと比較すると、ソファーのエリアがある分、部屋は広い。

今夜は現地在住の友人SGさん、ラスベガス仲間のKさんと4人で食事をすることになっているが、それまではまだ時間があるので、さっそく女房とともにカジノに出る。VPのトリプルプレイのプログレッシブがかなり溜まっているので二人で並んで打ったところ、珍しく僅かにお金が増えた。この二日半、減る一方だったので嬉しい。

夕方、Kさんがオーリーンズにやってきたので、3人でSGさんが予約をしておいてくださっているという「Todd's Unique Dining」というレストランに向かう。場所を調べたら、サンセット通り沿いにあることがわかった。しばしば通る道なので概ねの位置はわかるが、ピンポイントの位置まではわからない。Kさんにwifiでナビをしてもらってほぼ時間通りに現地に到着したら、SGさんはすでに到着されて、我々を待っていた。

「Todd's Unique Dining」は、分類すればファインダイニングなのだろう。ウェイターの物腰は洗練されており、我々日本人四人の客に対しても、親切、丁寧、ユーモラスな接客で、すばらしい。メニューには、ステーキばかりでなく、餃子やワンタンと言った中華を独自にアレンジしたものもある。この辺が店名に「ユニーク」と名乗る所以なのだろうか。


(1)餃子と揚げワンタン (2)ホタテのリゾット (3)ステーキ (4)ブレッドプディング。 他にもサラダやビーフシチューなど、いくつか4人でシェアしたものもある。いずれもおいしい。

Todd'sでの食事を終えてSGさんと別れた後、Kさんと女房とともにオーリーンズに戻る。今日はこの後、古いラスベガス仲間の一人で現地在住のMMさんと会うことになっている。MMさんはストリップエリアの某高級系カジノでポーカーディーラーをしており、勤務時間が深夜帯シフトだというので、出勤前に我々に会いに来てくださるというのだった。

MMさんと合流後、オーリーンズ内のカフェに入り、4人で1時間ほどおしゃべり。MMさんが務めるカジノにはお金持ちのプレイヤーが多いにもかかわらずチップは吝いなど面白いお話を伺う。MMさんはクラブハウスサンドイッチを注文していたが、お茶を飲むばかりでほとんど手を付けないので、我々がもらって部屋に持ち帰ることにする。その代わりというわけではないが、ここでの支払いは全部ワタシのコンプダラーで済ませた。



画像:MMさんが注文したクラブハウスサンドイッチ。日本人の感覚で言えば二人分。

MMさんが仕事に行く時間となり、我々もKさんを宿泊先であるVdaraに送っていく。トロピカーナを東に進んで一旦ストリップを横切ってから、裏道からハーモン通りに出て西に進み、ストリップを横切れば、Vdaraのある複合施設「シティ・センター」となる。ストリップは、信号待ちがひどいだけでなく、日中は人通りが多いこともあってなるべく通りたくないが、今はもう夜の10時過ぎなのでいくらかマシであろうと思っていたし、それは実際そうだったのだが、それより問題なのは、「シティ・センター」に入った後にVdaraの車寄せまで行くルートだった。シティ・センター内の道には複雑な分岐があり、うまくたどり着く自信がなかった。懸念通り、どこからどの分岐に向かうかに多少戸惑いはしたが、同乗者二人の支援で何とかなった。やはりこの界隈には車ではなるべく来たくない。

Kさんを送り届けてオーリーンズに戻ったら、またもや女房と連れ立ってカジノでVPを遊ぶ。今日はもう車を運転しないと思ってカクテルウェイトレスにビールを持ってきてもらいがぶ飲みしていたら、自然の欲求がやってきてしまった。ゲームを中断してトイレに行くと、その道すがらGamblit社の「スキルベースド・ゲーミング」の機械を発見した。カジノの現場で見るのは初めてだったが、普段から人気の少ないところである上に夜も更けていたせいか、だれにも注目されていなかった。

(1)Gamblit社のスキルベースド・ゲーミング機全景。 (2)メニュー画面。 (3)「Match 3volution」のインスト画面。

試しに一度やってみようかと思って財布を出しかけたが、ルールや要領がよくわからないスキルゲームを初めて遊ぶと、たいていの場合楽しむ間もなくあっという間に終わってしまうものなので、みすみすソンをしてしまう気がして手が止まってしまった。また、ゲーム料金がいくらかかり、いくらのリターンが期待できるのかもよくわからないのもためらう理由となった。今まであまり考えていなかったが、この辺はスキルベースド・ゲーミングの弱点ではないか。結局、画面の写真を撮るだけでその場を離れた。10月に再訪したときにまだ残っていれば、1回くらいはやってみるか。

トイレからVPに戻ってゲームを再開し、さらに1時間ほど打っていたら、今回の旅で初のジャックポットを引き当てることができた。


今回のジャックポット。4ロイヤルからボトムハンドでロイヤル様降臨。ベストではないが、ベターではある。

ワタシは自分の納税者番号を持っているので、1523.75ドルは満額を手にすることができた。これで今回の旅でのゲームの収支は一気にプラスに転じた。ありがたい。満足して寝る。

(つづく)