道端にムベ(郁子)の花が有った
アケビ科ムベ属の常緑つる性木本
葉は互生で掌状複葉 小葉が5~7個有る
花は雄花と雌花が同じ株に付く(雌雄同株)
葉腋から短い総状花序をだし淡黄白色の数個下向きに付け 内面には淡紅紫色の筋がある
花弁状の萼片が6個2列に並ぶ
外側の3個は披針形で内側の3個が線形
雄花は外側の萼片は内側の萼片より短い 雌花は逆で外側の萼片の方が長い
写真の花は雄花で合着した雄しべが見える 雌花には雌しべが3個有る
花期は4~5月
秋10月を過ぎる頃に7cm位の実が生り紫色に熟す 果肉は白く裂開しない
果実は独特の味で美味しい 若葉はおひたしになる
つるや根 種子は薬用