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トリからキノコ 自然見て歩き

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アシブトハナアブ

2015-04-08 | 虫類


陽を受けた石の上が暖かったのかアシブトハナアブが休んでいた
双翅目(ハエ目)ハナアブ科の仲間
胸部に縦斑 腹部に黄色の三角斑があり 脚は黒く後脚が太いのでアシブトハナアブの名がある
都市周辺で良く見られる普通種

針を持ったハチに似ているが人を刺すアブとは別のグループで ハエの仲間なので針は無い
毒針を持つハチに似せることで天敵から身を守っている

ハナアブの仲間は多く日本で400種ほどいると言われている
殆どの成虫の体は黒く胸部や腹部に黄色や橙色の斑紋をもつものが多い
成虫は花に飛来して蜜や花粉を食べものが多いがそうでないものもいる
虫媒花の送粉者としてハチと同じ役割をしている
幼虫は水生で長い呼吸管を持ちオナガウジと呼ばれ 下水溝など流れの無い水中に住み腐植物など(デトリタス)を食べて育つもの 朽木内で育つもの 捕食性 植食性 キノコ食性など多様でそれに合わせて形態も多様

姿があまりもハチに似ているので刺されないと分かっても触る気がしない