アスベストの使用は禁止になりましたが、過去に使用されたアスベストはまだ私たちの身の回りに存在しています。 1970~90年代は年間約30万tのアスベストが輸入され、年間20万程度のアスベストが建築物に使用されてきました。 2005年現在約4300万トンのアスベスト建材(含有率は5%~25%程度)が住宅などの建築物に蓄積されています。これらが今後、年間100万トン。ピーク時には130万トンが、解体により排出されるという試算がでています。 仮にすべてのアスベスト建材が解体時に分別されなければ、年間20万トンのアスベストが再生砕石として私たちの身の回りにばらまかれることになります。 再生砕石に混入したアスベストは一部自治体の問題ではありません。 第三回定例会において、この建物解体時におけるアスベスト建材分別と再生砕石の問題について取り上げました。 . . . 本文を読む