保護者などが約3千筆の署名とともに「学校生活における制限の見直しを求める請願」を教育委員会に提出したところ、請願として審議されませんでした。
教育委員会の請願は、過去に山王小学校隣にフロントの無いホテルができたとき、地域の方たちが署名を集め、請願を提出したところ、これは審議されました。
明確な理由なく審査しないのは、恣意的で問題があると思います。
制限をすぐにはずす外さないではなく、どう考えていくのか、教育委員会の委員が公式に審議することに意味があると思います。
運動会や校外学習などが縮小・廃止され、成育過程で大切な経験や体験、コミュニケーションの機会など、失われてきたものも少なくありません。各地の学校で、新型コロナ対策による活動制限を緩める学校の動きも報道されるようになっています。
マスクの着用含め、一変した学校生活をいつ、どの程度日常に戻していくか、気になっている人は少なくないと思います。
請願は4月に提出されましたが少なくとも審議すべきだったと思います。
子どもの視点になれとは言いませんが、せめて意見や希望などを聴くことから始めてほしい。
私たち大人は子どもたちに“より良い世界”を提供するという重大な役目があります。
それなのに子どもたちの自死が増えていることをもっと真剣に考えるべき。