大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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新空港線のまちづくり宣言で、投資利益はデベロッパーの株主という大田区の答弁に考える区民の利益とは

2022年12月13日 | 新空港線(蒲蒲線)

大田区議会は、大田区が提案した「新空港線のまちづくり宣言」を可決しました。
策定に「投資」という言葉が繰り返されているので、投資利益は誰が得るのか委員会で質問したところ、大田区は「デベロッパーの株主」と答えました。
それでは区民の利益はと重ねて聞くと、「広場などが新しくなること」と答弁しました。

新しい広場のために、1360億円の投資(税金・借入金含め)は必要でしょうか。

税は私たちが払い、借入金の返済も私たちが切符代で負担します。

答弁は、私たちが働いたお金が、税と消費でデベロッパーの株主の利益になるのが新空港線のまちづくり宣言といっているわけです。


大田区議会は、大田区が提案した「新空港線のまちづくり宣言」を可決しました。

 鉄道と魅力的なまちづくり宣言

鉄道と魅力的なまちづくり宣言を次のとおり制定する。

鉄道と魅力的なまちづくり宣言

~夢あふれ誰からも選ばれる都市「おおた」を目指して~

つなげていこう 環境に優しい 鉄道ネットワークを
つくっていこう 鉄道とともに発展する おおたのまちを
のこしていこう 人が交流しにぎわう 魅力的なまちを

 

東京国際(羽田)空港を擁し、多様な産業が織りなし成長してきた大田のまち。その発展を支えた鉄道網。現代においても、鉄道は、環境に優しく人々の生活に欠かせない利便性の高い公共交通である。
大田のまちが将来にわたり持続的に発展するよう、鉄道ネットワークをさらに充実させ、夢あふれ誰からも選ばれる都市「おおた」を目指した魅力的なまちづくりに取り組むことを宣言する。


 令和4年 12 月 21 日

 

委員会の説明資料には、投資という言葉が繰り返されています。

「投資利益は誰が得るのか」委員会で質問したところ、
大田区は「デベロッパーの株主」と答えました。

それでは「区民の利益は」と重ねて聞くと、
広場などが新しくなること、と答弁しました。


新しい広場のために、1360億円の税金と借入金の投入は必要でしょうか。

鉄道整備費1期の総額1360億円の2/3が国・都・大田区の税負担、
🔴906億円と出資金54億(三セク資本金90億円の61%)は私たちが税金で払い、
🔴借入金も私たちが切符代で負担し返済します。

私たちが働いたお金が、税と消費でデベロッパーの株主の利益になるのが、
新空港線のまちづくり宣言ということです。

そのうえ、大田区は、新空港線のまちづくりは、鉄道整備だけでなく

区内全域のまちづくりを含むと言っています。

期限も無く、この宣言で未来永劫、私たちの税と消費が、デベロッパーの株主の利益のために使われる宣言にはどうしても賛成することができませんでした。

残念ですが、大田区議会は、賛成多数で可決しています。

 

 


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