水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

解説員として(18)

2007-09-02 21:26:27 | 水車解説関連
(三鷹市にある、民俗文化財水車経営農家(新車、しんぐるま)、の概要について、平成18年10月2日からの20回で説明した。今は、多少視野を広げ、折々に興味の引かれることについて記述している.)

 今日の午前ピンチヒッターとして解説を受け持った。昨日の夕方、市役所担当者から電話で依頼されたのだ。当番に当っていた人が急に駄目になったのだろうが、仕事とはいえ、休日なのに、翌日の解説員を急遽探す担当者もさぞやつらいことだろう。

 今日は市の防災訓練日。大沢地区が今年のメイン地区で、会場が、新車(しんぐるま)のすぐ近くの武蔵野の森公園であったので、行きがけにちょっとのぞいてみた(写真がそれ)。地区住民のほか、市役所、消防、警察、事業者団体など多数が集合し、盛り上がっていた。たのもしいかぎりだ。

 新車(しんぐるま)における午前の見学者数は、15人程度の団体ひと組のほか、およそ10組、20人程度であった。このあいだまでの猛暑がうそのような、サイクリング・散歩日和のためだろう、予想を超える数の多さであった。

 いつものように、見学者の様子をうかがいながら、解説を押し付けぬよう注意した。個々の見学者が、それぞれ、なにに興味を示してくれるかを観察するのがとても楽しい。今日の場合、ある見学者グループに、明治時代の土地利用図をみながら、「国木田独歩の武蔵野の世界」と言ったのだが、それにピタリと反応してくれた。「文学に造詣が深いはず」と読んだ、こちらの目が間違ってはいなかったようで、うれしかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。