日曜日の昼、ハイビジョンで放映される、「関口なんとかの中国鉄道紀行」は面白い。メインキャスターの魅力が時間を追ってどんどん増す。たぶん画面を通して、彼が見聞を広めることによる、彼の、人間性の幅というか奥行きというか、成長を感じるからに違いない。
昨日は黒竜江省から内モンゴル地域だった。いかにも寒そう。日本の真冬に近い。
ある農家を訪れ、年取ったご主人と話している画面で、面白い発見。
そのご主人は、昔石臼作りの職人だったそうだ。見せてやろう、ということで、庭に立てかけてある直径1mぐらいの石臼のかたわれ(たぶん、上石)をみせてくれた。
なんと、6分画なのである。異常に感激してしまった。なぜか?
しんぐるま の石臼は6分画で、東日本型といわれている。西日本の石臼は8分画で、これらの違いは日本国内の東西で明確らしい。
とにかく、石臼の東日本型が中国東北地方に繋がっていることが判った。文化の流れは、一般に、西から東、であるから、たぶん6分画のルーツは、東日本型よりも中国東北地方の石臼の方に近いのだろう。
では8分画は長江あたりから日本にやってきたのだろうか。
「石臼分画の違いのルーツをたどる」という、ロマンティックな課題を抱えてしまった。インドかペルシャかエジプトか。はたまた中国国内か。
昨日は黒竜江省から内モンゴル地域だった。いかにも寒そう。日本の真冬に近い。
ある農家を訪れ、年取ったご主人と話している画面で、面白い発見。
そのご主人は、昔石臼作りの職人だったそうだ。見せてやろう、ということで、庭に立てかけてある直径1mぐらいの石臼のかたわれ(たぶん、上石)をみせてくれた。
なんと、6分画なのである。異常に感激してしまった。なぜか?
しんぐるま の石臼は6分画で、東日本型といわれている。西日本の石臼は8分画で、これらの違いは日本国内の東西で明確らしい。
とにかく、石臼の東日本型が中国東北地方に繋がっていることが判った。文化の流れは、一般に、西から東、であるから、たぶん6分画のルーツは、東日本型よりも中国東北地方の石臼の方に近いのだろう。
では8分画は長江あたりから日本にやってきたのだろうか。
「石臼分画の違いのルーツをたどる」という、ロマンティックな課題を抱えてしまった。インドかペルシャかエジプトか。はたまた中国国内か。