水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

桐花(34/72)

2009-07-22 09:40:59 | 72候
 明日は72候の「桐始めて花を結ぶ」だ。24節気では大暑の初候。
テレビを見ていたら、総理会見の演台の前に、五七桐紋が張られていた。
桐紋は本来、天皇家の副紋であり、足利時代以後、政権担当者に下賜されるようになった(徳川家はそれを断った。秀吉はやたら使いまわしたらしい)。
つまり、あの五七桐紋は日本国の政権担当者である証、なのだ。

 話変わって、「五百円硬貨には桐がデザインされている」と聞いたことがあり、今はじめてしみじみながめた。偽造防止を目的としているからだろうが、見事なデザイン・作り、だ。

 ついでに、他の硬貨に表された植物は何か、調べた。結果が次ぎ。

一円硬貨:若木(特定の植物を想定していないそうだ)
五円硬貨:稲穂(反対の面には、双葉がふたつ)
十円硬貨:常磐木(常緑樹のこと。反対(鳳凰堂)面の文字周りはなんの模様だ?)
五十円硬貨:菊
百円硬貨:桜
五百円硬貨:桐(反対の面には、笹と橘(らしい?)がふたつづつ)

 どれもなかなか味があって面白い。
ここで、特に五円硬貨に関し、次のような疑問が生じた。

① 日本の硬貨は「日本国」と現された面が表、と聞いたが、それでいいか?
五円硬貨は他と異質、と見える。
② 稲穂の面には、水と歯車も彫られている。
よ~くみると、確かに「歯車」かもしれないが、これは絶対「水車」だ!

 ここまでくると、病膏肓、我田引水か。どうとでも言ってください。「水車」病にかかりつつあります。

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