水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(283)

2017-06-26 11:05:35 | 古今和歌集
609 命にもまさりて惜しくあるものは 見はてぬ夢のさむるなりけり
題しらず
ただみね

(我が行為のなかで)残念無念の境地にいたるものがあります。それは、あと少しで成就すというときに、目覚めてしまう夢です。


恋歌の中にある歌ですから、この夢は異性との関係に関することと、選者は考えたのでしょうね~。


自分の夢は、と考えてみると、思いつくのは、大失敗をしでかす寸前に目覚めることが多いですな~。
明日までに仕上げなければならないことが、できない、間に合わない、とか。
待ち合わせ場所に向かっているのにたどりつかず、時間が間に合わなくなるとか。

ぐっしょり汗をかいて目覚めることが多いです。
いちどでいいから、ただみねさんの歌のような夢を見たいものです。