水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

古今集(139)

2015-10-26 13:35:32 | 古今和歌集
268 うえしうえば 秋なき時やさかざらん 花こそちらめ ねさへかれめや
人の前栽にむすびつけてうえけるうた
在原なりひらの朝臣

植えたからには、秋がきたら絶対に咲きます。そして、花が散ったとしても根は枯れることはありません。


歌意想像:おとなりかに頼まれて、その前庭に菊を植えました。その菊に添えた歌です。
だから、絶対に枯らしたくありませんし、末永く毎年咲いてほしいものです。