水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

2010-05-14 09:52:06 | 雑感(1)日常
 猫は苦手だ。幸いにも、家人も猫を好まない。だから、猫が原因で家庭争議が起きることはない。

 我が家の庭は、近隣の猫(ほとんどが飼い猫だと思う)のトイレおよび逢引の場と化していて、迷惑している。
御猫様の御来臨を避けるべく、日々努力しているのだが、その際、「あそこの家は猫を虐待している」と、世間様に見られぬよう、最大限の配慮をしているつもりである。

 一方、飼い主、あるいは、野良猫への給餌者は、このような反対のサイドにいる人々に対し、どのような配慮をしているのであろうか。常々疑問を持っている。

 誰でもそうだが、好きな対象の負の部分は見えない。逆に、嫌いな対象のそれは、巨大な負荷だ。これらの感覚的落差が原因で、殺人まで起きるのだから、油断できない。

 今朝のテレビで、三鷹市内で係争中の、猫への給餌事件を取り上げていた。訴えられた方が、将棋界の重鎮であるため(であろう)、大きく取り上げられた。

 ここまでくるには(たぶん)壮絶な背景があったことだろう。訴えたサイドに心底からご同情申し上げる。

 そして、訴えるサイドの代表として放映された方は、なんと、碁会所でお見かけする方であった。何回か手合わせしたこともある。

世の中広いようで狭い。