水車ボランティア(+山家鳥虫歌)

ボランティア解説員としての見聞から始めた、ボケ防止メモ。12年目。新たに「山家鳥虫歌(近世諸国民謡集)」を加える。
 

菊花開く(50/72)

2009-10-13 10:51:01 | 72候
 今日は、72候の「菊花開く」(きっかひらく)だ。

 随分昔、日比谷公園の菊花展を、通りがかりに見たことがある。あれはもう芸術展だ。11月だったように記憶している。伝統は今年も引き継がれることだろう。

 Wikipediaによれば菊に野生種はないのだそうだ。和名:イエギク、英名:florists' daisy とあった。なんだなんだ?「花屋のデージー」だと。

 菊の英名は、Chrysanthemum と記憶している。なぜ記憶しているか。
ベネディクト著の「菊と刀」(The Chrysanthemum and the Sword)を読む宿題が出て、例によってなにもせず、ひどい評価を食らった経験が忘れられない。脳みそのかたすみにこびりついている。

 世の中、どうも大変革の時代に入ったようだ。
こんな時期だからこそ、上のような、外国人が書いた日本人論の古典(発表されてから50年以上は経過しているはずだから、もうそう言っていいだろう)をペラペラめくっておくのは意義あり、かもしれない。
この際脳みそにくっついたオリを除去しようか。