大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

近代都市に住む北京市民

2008年09月12日 | Weblog






北京オリンピック開催の注目のスターは、「鳥の巣」で

あり、「水立法」であったことは間違いありません。

しかし、この二つのスター達は、オリンピック劇場に

登場して役目を終えて、消え去るものではありません。

今後、この建物に対して中国は、毎年、20億円もの

巨額の金額を、維持管理のために費やして行かねば

ならないのです。

今の中国の国力からすれば、やって行けなくもない

でしょうが、四川大地震の本格的な復興への取組、

環境保護投資の増額の必要性や、パラリンピックを

開催している以上は、国民の6.3%を超える身体

障害者を中心とした社会保障費関係の増額負担も

おおきな課題として残されています。

確かに、オリンピックの開催に 備えたインフラの整備で

北京市内や周辺の交通は便宜を増し、渋滞状況も

改善されました。

地下鉄網などの交通手段も良くなり、市民にとっては

便宜も増し、また、西欧並みの社会生活のマナーも

身について、将来的には経済や文化面でも発展が

約束されています。

1000万人、北京市民には、大きなプレゼントが残った

ことは間違いありませんが、用済みになって地方へ

追い返された民工達、500万人の前途には、施設建設

や街づくり参加した達成感だけが、むなしく残された

だけになるのでしょうか。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?






  






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