世界各国は、パリ協定に基づき、産業革命前
からの世界の平均気温上昇を「2度未満」に抑え、
平均気温上昇「1.5度未満」を目指す目的達成に
備えて、目標作成に迫られている。
対象となるのが、地球温暖化の元凶とされて
いる二酸化炭素を主とする温室効果ガスの
排出量の削減だ。
温室効果ガスが、気温の上昇にプラスに働く
ことは間違いないとしても、近年気象変動が
激しくなり、寒冷の方でも極端化が進む。
2018年の多数の車が雪に閉じ込められた北陸
豪雪や2019年1月の北米の大寒波、ギリシャの
アテネにも雪が積もった。
地球環境の研究者は、太陽の黒点に現れる
太陽の活動度合いにも目を向けるべきだと指摘。
太陽の黒点数は、約11年のサイクルを持って
増減を繰り返し、黒点数の多い時期ほど活動が
活発化していることを示す。
過去の寒冷期として、1645年からの70年間と
19世紀初頭などがあるが、この時期は太陽の
活動が不活発な時期に当たるという。
黒点増減周期のサイクル20に当たる1960~
70年代には、黒点数が前の周期から半減して
おり、豪雨や気温低下などの異常気象が続き、
世界中で地球寒冷化が心配された時期だった。
最近の周期の傾向では、黒点数が減少傾向に
あり、現在はサイクル24の終盤期で、2020年
ごろから始まるサイクル25のピークとなる
2025年頃の気候への影響が懸念されるという。
気候変動は温暖化より寒冷化の方が怖いと警告。
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