大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

日本国内で毒コメ事件

2008年09月09日 | Weblog




あってはならない毒ゴメ事件が発生しています。

国は、ここ毎年、ミニマムアクセスで77万トンのコメを

輸入しています。

このコメの輸入検査で、ベトナム米からカビ毒のアフラ

トキシン(強い発がん性がある)が、また、中国米からは

毒餃子事件に登場した農薬のメタミドホスが検出されて

食品用には適合しない事故米とされて分離保管されました。

これを大阪の穀物商社の三笠フーズが、食用適合米と

して販売し、一部が九州の焼酎メーカーに販売されて、

製品化され、市場に出回ってしまいました。

04年4月には、3.3トンを1万円で国から購入しています。

1Kg当り、3円、10キロでは30円で、国際価格並だった

でしょうが、正規米として販売されています。

これは一部で、農水省から購入した事故米は、合計で

1779トンの膨大な量になり、全てはないにしても相当

の量が市場に品質上は問題のない良品として出回って

しまったのです。

メタミドホスの場合は、17年に食料品の安全性確保に

備えて、厚生労働省は、食品に残留する農薬の限度量が

一律基準、0.01ppmと引き下げられ、厳しくなりました。

結果として以前より多くの事故米の発生を呼んだことに

なったのですが、会社の関係者の、倉庫に一年から

一年半保管すれば、残留数値は下がるから問題はない

という発言まで飛び出していて、食の安全に対する

認識の無さ、また、「悪いこと」をしたという反省のカケラも

ない対応に腹立たしい限りです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?






  





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