平成23年3月11日15時1分 気象庁発表
きょう11日14時46分ころ地震がありました。
震源地は、三陸沖(北緯38.0度、東経142.9度、
牡鹿半島の東南東130km付近)で、震源の深さは
約10km、地震の規模(マグニチュード)は7.9と
推定されます。
地震発生直後に気象庁から発表された第一報だ。
その後、地震の規模が遥かに大きなものである
ことが判明し、M9.0、震度7に修正された。
地震後に発生した福島原発第一発電所の事故に
よる被災者も含めると、死者は2万人を超える。
現在なお避難生活を送る人が22万9000人。
警察庁の3月10日発表では、死者1万5891人。
行方不明者 2584人。
また復興庁の発表では、震災後の体調悪化や
自殺による震災関連死は3194人に上る。
岩手、宮城、福島3県の仮設住宅の入居戸数は
約7万7000戸で、前年より約1万3000戸減った。
災害公営住宅は2014年12月現在、2万9517戸の
計画に対し、完成は4543戸に止まる。
農地は7割が復旧、主要漁港の市場の合計水揚げ
高は震災前の7割まで戻ったが、関連産業の水産・
食品加工企業の8割は売上の回復が遅れている。
道路(直轄国道)の99%が復旧。
被災鉄道網の91%は2014年末までに運行再開。
東京電力福島第1原発事故の影響で不通が続く
福島県内のJR常磐線原ノ町(南相馬市)-竜田
(楢葉町)の46キロ区間については、国土交通省は
原発に近い浪江(浪江町)-富岡(富岡町)を除き、
平成30年までに順次再開させる方針。
浪江-富岡感は、安全確保策が完了後に再開方針。
復興に備えた努力は続けられているが、建築資材の
高騰や人手不足、さらに原発事故の影響が残り
計画通りの復興作業が覚束ない状況が続く。
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