日本を先頭にして次世代の乗用車開発が進んでいます
が、出遅れているアメリカのビッグスリーの強い要請で
政府は、ハイブリッド車などの次世代の新型車開発に
備えて、ビッグスリーなどの支援に、積極的に乗り出す
ことになりました。
日本を始め、韓国や中国、インドでは、すでに、国の支援
の態勢が整っていて、成果を挙げているとして、兼ねて
から政府に支援を求めていたものです。
エネルギー省が、最大3000万ドル(約32億円)の
助成金をGMなどに供与して、バッテリー開発などを
すすめます。
支援対象として、家庭用電源で充電が可能なプラグイン・
ハイブリッド車(PHEV)や電気自動車の技術や新型
リチウムイオン電池技術の開発などを支援します。
エネルギー省は、2016年までにプラグイン・ハイブリッ
ド車(PHEV)の商用化を目標にしています。
日本では、プラグイン・ハイブリッド車の実用テスト車は
すでに一般道を走行テスト中です。
次世代のハイブリッド車の普及の鍵を握るのは、電池の
小型化と大容量化です。
中でも次世代の電池は、現在のニッケル・水素電池に
替わるリチウムイオン電池です。
アメリカではGMが、日本に対抗しうるリチウムイオン
電池の開発に着手していましたが、今回、政府の支援を
受けることになったのです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
安全と安心の非常持出袋の準備は?