大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

日本もタバコ増税へ

2008年06月20日 | Weblog





先日、政党の実力者たちが、超党派の会を持ち、国産

タバコの現行の販売価格を1000円にすることに合意し

国会に提案をする話がニュースで流れていました。

先進国の中では、喫煙に対して最も寛容な国は、フランス

と日本だけといわれています。

そのフランスも昨年8月に値上げをし、一箱を5.3ユーロ

(葯890円)にしました。

この結果、日本が最も安い国となってしまい、世界的な

喫煙抑止を高価格で実効あるものにしようとする流れに

取り残されてしまっていました。

日本国内でのタバコの消費量を見ると、喫煙者の減少と

喫煙本数の抑止効果があって、96年度の3483億本を

ピークにして毎年下がり続けて、2007年には2900億

本までになりました。

先進国の中で、1箱を300円と、最も安い価格で販売し

続けているのは恥だとばかり、喫煙先進国の仲間入りに

備えた今回の値上げの話が出てきたことは、当然と言え

ば、当然のことです。

しかし、その値上げの話の中で、税収が増えることばかり

を話題にしていたことには愕然としました。

20本入り一箱の値段が、300円が1000円になれば、

一本当り35円の増収になります。

2900億本の現状の数量が維持できれば、計算上は

35X2900億=101,500億円となります。

10兆円を超える増収金額となり、こんな美味しい話は

ありません。

喫煙を止める人が増え、吸う本数を減らす人が増える

ので、実際の増収額は、どの辺りになるだろうか、と話が

弾んでいるのです。

一体何を考えているのでしょうか。

なぜ喫煙行為を抑止しようとしているのか、全くわかって

いない輩の皮算用には腹立たしさを覚えました。


備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?






  





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