大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中國経済八方塞 外準不足、高失業率、デフレ進行 

2023年07月13日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



         




2022年12月まで続けられたゼロコロナ政策の

反動で、今年1~3月期の中国の国内総生産

(GDP)は大きな伸びが予測されたが、公式

統計では前年同期比で実質4・5%の伸びだった。

経済の専門家は、中国の実体経済は外観以上に

厳しい状態にあると指摘し、このところ目立つ

日本の政治家や経済界の中国への過剰な期待や

おもね(阿)が過ぎる姿勢に異を唱える。

かねて指摘されていた、中国の発展は世界の

工場のフル稼働による貿易黒字や積極的な

外国からの投資で膨れ上がった外貨準備に

裏付けられた人民元の発行による経済の

膨張が、急速にGDPを押し上げて来た。

しかし、今や3兆2000億ドル(約446兆5728億円)の

外貨準備を誇っていたはずが、米国債を売り、

外国銀行からドルの借入れを増やしているのが

実態で、外貨準備は底をついたとの見方がある。

それが証拠に、習近平が始めた一帯一路加盟

国のなかで、コロナ禍で中国への元利返済に

苦しむ低所得国向け債務救済額で、新たな

国債再編交渉とゼロ金利融資の償却などの

債務救済額が2021年には合わせて190億ドル

だったのが、22年には90億ドルと半減以下に減少。

元利金の棒引きを嫌い、返済にをさき送りして

でも、取立優先の交渉に執着する。

外国銀行からの借入額も外貨準備に参入して

いるとの指摘まである。

失業率は、22年12月には16・7%だったのが、

月を追うごとに上昇し、5月は20・8%に。

貿易は消費に関連する中小企業では、労働

争議が頻発しており、経営者は工場の閉鎖や

解雇が許されないという。

外国資本の中国国内投資の引上げや移転、

更には中国資本の生産拠点の外国への移転、

また、7月から施行されたスパイ法案の

曖昧な適用で、拘束を恐れる外国人実業家が

帰国を急ぎ、中国国内にある企業の外国人

経営者や幹部は謂われなき拘束を恐れて帰国も。

消費者物価(エネルギーと食料を除く)の12カ月

平均上昇率は2021、22年とも0・8%台とデフレ

化が顕著になって来ている。

景気回復に向けて、利下げを行えば、庶民は

ローンの借り換えを急ぎ、企業はお金を

借りようともしないという逼塞感が漂う。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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