2018年の世界の二酸化炭素(CO2)総排出量は
約335億トンとされている。
うち中国が28・4%の約90億トン余、2位の米が
約半分の14・7%で50億トン、3位がインドの
6・9%の23億トン、日本は5位で3・2%の8・5トン。
総排出量の3割近くを占める中国は、現在
石炭不足にるエネルギー不足で混乱が続く。
国内の総エネルギーの6割を石炭火力発電に
依存しており、毎年石炭火力発電所の建設
ラッシュが続き、石炭産地の山西省だけでも
11ヶ所の大型火力発電所が建設中。
温暖化ガス排出削減どころか増加の一途。
COP26開催を目前にした10月26日に、中国
政府は、二酸化炭素(CO2)の2030年までの炭素
排出ピークアウトに備えたロードマップを発表。
中国は、2020年に60年までに二酸化炭素(CO2)の
排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルを
達成するとの目標を公表している。
ロードマップには、排出量が多い鉄鋼と非鉄
金属、建設資材、石油化学製品に対しては、
それぞれの業界に即した排出ピークアウトの
計画を設定。
排出量が多い自動車については、30年まで毎年
追加される全車両の40%が新エネルギーを
動力源とし、100万人を超える全都市で環境に
優しい交通が70%以上になる。
30年末までに、水力発電容量を約40ギガワット
増加させるため水力発電所の建設を進める。
開発の重点は、金沙江と瀾滄江、雅礱江、
黄河に加えて、インドとバングラデシュの
主要な川につながるチベットのヤルンツァンポ
川に置かれる。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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