ギリシャは3月20日に20億ユーロ(約2600億円)を
上回る債務の返済期限が到来する。
扉を閉ざされた今となっては、自前で資金を捻出
せざるを得ない羽目になった。
返済資金作りに備えて政府は、滞納されている
税金の納付督促のために加算税を免除したり、
年金基金や公共団体がギリシャ銀行 (中央銀行)に
預金しているお金を国債購入に義務付けたりと
資金集めに出来ることは何でもやるという状態だ。
だが、専門家の見解ではギリシャの国の破綻も
EUからの追放・脱退もあり得ないと言う。
既に、2010年にEUはギリシャの破綻回避に備えて
EUから3700億ユーロ(約48兆円)に達する銀行の
借金がヨーロッパ中央銀行やIMFによって肩代り
されており、今更破産を論じる段階ではないという。
また、EU脱退も現実的にはあり得ないとする。
脱退して2001年以前のドラクマ紙幣を印刷する
コストは膨大で非現実的であり、と言ってユ―ロ
紙幣を使い続けることも国の財政管理上は異様。
一方でギリシャは世界で10位の強力な軍事力を
備え、ヨーロッパの東の玄関口を抑える門番で
あり、アフリカからの移民の出入り口になっている。
EUにとって、政治的には重要な国であるため、
ギリシャよりも貧しいラトビアやポーランドなどからも
どら息子のギリシャに資金をつぎ込まざるを得ない。
僅かばかりの利息だけでも取立てて、EUの檻の
中で騒乱が起らない程度に管理を強めるしかない。
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